その道のプロとは、いわゆるオタクです(笑)
これだけは誰にも負けない、というものをひとつもっている人はだれよりも勝るのです。
昨日IMSIでアレルギーの講座を受けてきたのですが、講座担当の医学博士の先生が疾風のようにお帰りになる間際言い残したセリフが「プロでありたければまずなにかひとつを極めなさい」でした。
先生がおっしゃっていたたとえ話です。薬剤師になりたての方がいます。この方は漢方をやりたくて薬剤師になりました。さあ!薬剤師になれた!次は漢方だ!と言っている・・・。でもまずこの方がすべきことは漢方ではなく、薬剤師としてプロになること。既存の薬剤・薬学・こんな症状でこんな薬が処方されるなど、教科書はもちろん実務などでしっかり理解しながら学ばなければ、いきなり漢方になんてたどり着けないし、ただ漢方を学んだからといって、他の複合した薬学そのものを知らなければ現代の社会で漢方なんて生かせないわけです。薬剤師の資格をもらう勉強が終わったにすぎない状態では漢方は学べないんです。東洋医学は西洋医学の数倍膨大な学問ですから。
「フェイシャルリフレクソロジーだけやってるんだって」
「よくそれだけで食べていってるよね」
ハイ、人の口に戸は立てられませんので、そういうことを言われているのは重々承知していますよ(´m`*)良くも悪くも、大抵は後者ですが、噂話というものは足が速いもの。本人が意としなくても勝手に耳に入ってきます。あんまり気持ちいいものではありませんけど、それだけ気にしていただいてる~♪と喜んでおきましょうか。フライデーされちゃう芸能人気分になっておけば腹もたちませんし、えへへ~とめでたく終了することです。 よく言えばポジティブシンキング。逆で言えば「都合よく解釈」・・・でもこれ大事ですね。
これだけでやっていくんだ、ほかならぬ本人がそう思えなければやっていけるわけありません。言霊ではないですけど、やる気がなければできっこないですから。
春までは看護師のバイトもしていましたヨ。客商売ですので、収入が不安定。固定収入がないのはやはりこころもとないものでしたので。^^
今は・・・おかげさまでフェイシャルリフレクソロジー&コスモフェイシャルだけ、させていただいています。アロママッサージもたまにはやらないと忘れそうな勢いです^^;誰かカラダを貸してください(笑)
わたしは3期生ですので施術を初めてようやく1年ちょっと。まだたったの1年です。ひとつのことをそれなりにこなせるのには最低2年。ある程度の完成形には3年かかります。これはどんな仕事や物事にでも言えます。それなりに1人前になるのには3年。
フェイシャルリフレクソロジーのベースには医学も大きく関与していたので、私の場合少しその期間は早めることが可能であると思いました。どうしても2年は待ってられないので、とにかく施術の数をこなしました。普通にやってて2年かかるなら、ちょっとスピードアップすれば、それは少し短縮できるかな。。。と。
また、フェイシャルリフレクソロジーを施術する上で解剖生理や病態生理を理解しているのは相当な強みでして。問診やディポジットから、いろいろ付随する症状やご本人が話さなくても身体が話してくれることが手に取るように分かったり。西洋医学は非常に理論的な学問なので、一度叩き込んだ知識はとても役に立つのです。数学は公式さえ覚えればなんとかなるのと一緒ですね。正常な働きを知っていれば異常はわかります。
最近でもお休みを名乗ってる日には主に出張とご紹介で、リピートにはつながらなくても「フェイシャルリフレクソロジーを知っていただく」という意味で施術をさせていただいています。もちろんリピートしてくださる方も増えてきて・・・。ありがたくて、嬉しいことです。おかげでフェイシャルリフレクソロジーに専念できています。
そんなわけで、現在フェイシャルリフレクソロジーオタクなわたしです。(笑)
まずはひとつ極めるためにがんばること。そうすればほかになにが必要なのかおのずと見えてきて知識はまた広がって繋がっていくものです。
それを話したわけではないのに、急にそんな話をしていただけました。なにかメッセージだったのかもしれないです。
昨夜は、背中をポンと押してもらった気がしてとても嬉しかったです。