「頼むほうって、ほんっといい加減だよな」
お友達の社長さんが苦虫かみつぶしたように言った言葉です。
ものごとをなにかしら頼む人がいる場合、頼まれる側の人間がいます。頼まれた側は必死に・一生懸命なんとかしようと動きます。依頼者のために少なからず、時間も手間も労力も割くわけです。時には頼まれたことのために頭を下げたりもします。
しかしそんな労力なんて想像もせず、省みず、あっさり「やっぱいいやー」なんて言うのが頼む側です。
頼まれる側の責任感や手間などを知ってるわたしやその社長さんは、人にものを頼むとき、かなり慎重になります。
これはわたしの予約にも言えることでクライアントさんの友人知人が「どうしたの?最近お肌調子いいね」なんて言ってくださって、「フェイシャルリフレクソロジーっていうやつに通ってるんだよー」となり、「いいなー紹介して。何日に行きたい!!」。優しいクライアントさんは「いいよー。ふっぴーさんに聞いてみるね」と私に連絡をくれます。メールを作る時点でまず手間と時間がかかっています。「よろしくお願いします」と言う時点でクライアントさんは自分のお友達のためにわたしにお願いをします。「ごめんなさい、その日はいっぱいなんです。近い日にちでこことここがあいてます。」とレスをする、そのレスをまた伝える。これも手間。「この日の何時があいてるみたいだよ!」「え~・・・じゃあいいや」、ハイ終了。あっさり諦める程度でたいして興味はないわけなのに手間をかけさせたわけです。
ついつい簡単に人にものを頼む方、頼まれるとついつい尽力してしまう方。ものを頼む方はちょっと創造力を働かせて相手がどうやってそうしてくれたのかを考えて感謝してほしいですし、ついついやってあげちゃうかたは「本当にお願いします」と真剣にお願いされるまでは腰を上げないのが良いのだと思います。。。
でも頼まれちゃう人って損得勘定でなく、相手の役にたちたいと思うから、つい頼まれちゃうんですよね。