本日発売のサンデー11号に掲載されているFILE1107「遠見の角行」の感想です。
本日2回目の更新、1回目はこちら
※記事の一番最後に「シェリーのひとりごと」を追記しました(2月11日)
17年前の事件の真相が語られる今シリーズ!!
色んなことが一気にわかるのは気持ちいいですね
では、本編です。
FILE1107、シリーズ第5話、ネタバレしています。
シリーズ第4話はこちら(下のリンクから第1話~第3話にも行けます)
今週の扉絵...
組織が、蠢くーーー
現在...
ビルの一室でコナンに17年前の事件について語る黒田管理官。
黒田管理官は17年前、休暇を取ってアメリカのチェスの大会を見に行ったわけではなかった。
当時、上司からの密命を受けてある人に会うのが目的で行った。
ある人とはアマンダ・ヒューズ。
ここから黒田管理官が17年前を語りながら、場面は回想シーンへ...
彼女からかかってくるはずの電話がなかったので、フロントに自分は日本の警察官だからと伝えて部屋番号を教えてもらおうとしたけど、無理だった。
黒田さんがトイレで倒した2人は口を割りそうにない。
一方、アマンダの部屋に押し掛けたRUMたちは...
さっき言った大富豪とは烏丸蓮耶のこと。
ここからは日本語で話そうということになる。
ここのホテルには優秀で信頼できるボディーガードを10数人配置してたはずだけど、彼らを一体どうやって?とRUMに質問するアマンダ。
信頼できるヤツがマズイんだと答えるRUM.
RUM 怖っ😱😱
私のこの左眼は一度眼に焼き付けた物は忘れはしない。
フォトグラフィックメモリーの類で、
何度も雇って同行する機会が多いほど見つけやすい。
相手の仕草や癖も記憶してしまう。
変装してコソコソ不義密通しようとも見破れる。
アマンダ「そうやって集めたネタで脅して政財界の大物を操り、大きくなろうとしている...まさかそのバックにいるのが烏丸だったとは...」
RUM「脅すなんてとんでもない、組織(われわれ)はただ親切にお知らせしているだけ」
若い頃は両眼ともそうだったと。
アマンダ「今夜は日本の警察と貴方たちを懲らしめる算段をしようと思っていたけど、その分じゃ彼もやられていそうね」
時計を気にしてるアマンダにSWATなら来ないと言う。
SWAT(スワット)とは、
↓
アメリカ合衆国の警察など米法執行機関に設置されている特殊部隊。
組織(われわれ)に加わった若い女の特技が変装と人の声帯模写。
アマンダの声でFBI長官に電話をかけ、さっきの通報は勘違いだったと伝えた。
組織に加わった若い女はベルモット。
RUMが見つけたアマンダの弱みは?
自分の娘のように可愛がっている浅香。
RUM「今はどこかに隠れているようだが、組織が開発したこの毒薬でアマンダを殺すと脅せばすぐ出てくるでしょう...あなたはもう組織(われわれ)の家族だ...」
そう言いながら、RUMはAPTX4869を指でつまんで笑っている。
それをじっと見つめるアマンダ。
突然、RUMの腕を引き寄せ、自分でその毒薬を口に入れた。
RUM「くそっ!」
毒薬を飲み込むアマンダ。
苦しみ出す。
どうしますか?という部下に、もう助からないというRUM。
そして、浅香を探し出せと部下に命じる。
苦しむアマンダにRUMは伝える。
ここでお別れとは残念です...最後に誤りを正しておきましょう。
「RUM」というのはあだ名ではない。
長年あの方に仕えた父から受け継いだコードネームですよ...
一方、羽田浩司の部屋では...
ナイトの駒を羽田浩司の部屋に取りに来た浅香はそこにはないことを知る。
アマンダはなぜそんな嘘をついたのか?
あなたを逃がすためじゃないですか?と言う羽田浩司。
ボディーガード仲間と誰も連絡が取れなくなったのなら、そう仕向けた人たちがアマンダのところに行ってるはずですから。
急いでアマンダのところに戻ろうとする浅香を止める羽田浩司。
チャイムが鳴り、羽田浩司の部屋に組織の連中がやって来る。
アマンダが僕のファンなのは有名ですからと言い、浅香には隠れておくように言う。
ドアを開ける。
東洋系の女が来てないかと尋ねるRUMの部下。
日本語じゃないとわからないと言うと後ろからRUMが出て来て日本語で尋ねる。
日本の女性はお邪魔していませんか?
いないと伝え、ドアを閉める。
これでしばらくは来ないのでここにいてくださいと言う羽田浩司。
でも見つからなければ必ず戻ってくると言う浅香。
最近アマンダの周りの人間の家族を殺すと脅して何人も辞めさせてる連中だと。
実際に殺された人もいた。
羽田「でも、彼らと僕は無関係...それでも僕を殺すというんですか?」
浅香「そうよ!彼らが私を匿ったあなたを野放しにはしない」
だったら尚更あなたを部屋から出せません。
そう言って、スタンガンで浅香を気絶させる。
部屋の本棚の本をどかし、棚の奥に浅香を寝かせる。
意識をもうろうとさせながら浅香は言う。
見つかったら、あなたも殺される...
「大丈夫!僕のとっておきの御守りをあなたに託しますから...」
「遠見の角に好手あり」ってね!!
これを持っていれば敵に見つかりにくいし、ずっと睨みを利かせていれば、いつか反撃もできますよ...
そう言って、浅香に「角行」の将棋の駒を渡す。
浅香は意識を失う。
一方、黒田さんは...
アナンダの部屋がどこなのか知るためにホテルの従業員を騙し何とか部屋に行くように誘導するのに成功する。
羽田浩司は...
再び奴らがやって来る。
開いたドアの隙間から部屋の中の本棚の本が何ミリか動いていることを指摘するRUM。
部屋の中に勝手に入るRUM.
本を手に取ろうとする。
羽田「烏丸蓮耶...」
RUM「!?」
突然の羽田浩司の言葉に驚くRUM。
偶然ネットで記事を見かけた。
30年ぐらい前の国際経済フォーラム年次総会に出ていましたよね?
体調不良で欠席した烏丸会長の代理として...
あなたたち、烏丸蓮耶氏と何か関係ありそうですね。
RUM「さすが、羽田浩司四冠王!感服しました!」
黒田さんは、ホテルボーイの後をつけてアマンダの部屋の場所へ行く。
部屋に入ったボーイが叫んでいる。
急いで中に入る黒田さん。
アマンダはイスに座り、机の上のチェス盤に突っ伏して絶命していた。
チェス盤の上の駒に気づく黒田さん。
羽田浩司は...
奴らから殴る蹴るの暴行を受けている
しかし、羽田浩司は浅香の居場所を言わない。
ホテルに警察が到着、アマンダの遺体が見つかったことを知るRUM。
時間がないので、RUMは羽田浩司にも同じ毒薬を飲んでもらいましょうと言う。
アマンダの部屋では...
アマンダの遺体に外傷がないことから毒殺か?
アマンダが遺したダイイングメッセージは何か?
腕時計の文字盤にはキスマーク
ナイトの駒の目玉には口紅
なぜ文字ではなく暗号なのか?
犯人が戻ってくる可能性があったのか?
犯人はまだこのホテル内にいるのか?
一緒にいたボディーガードはどうした?
ホテルのBARで羽田浩司がこの後約束があると言っていたのを思い出す。
部屋の中でオロオロしながら電話しているボーイに羽田浩司の部屋番号を聞く。
だが、ボーイは教えられないと答える。
「彼は日本の将棋のグランドマスターだ!彼に何かあったらただじゃおかねぇぞ!」
凄い剣幕でボーイを脅す黒田さん
次号につづく...
またまた今週も何から語ればいいのか悩みます
アマンダも羽田浩司も殺されることはずっと前からわかっていたとはいえ、生きている時の2人をこれだけ見た後での殺害事件は心が痛くなります。
2人とも、凄くいい人たち。
アマンダは浅香にとって母親のような存在。
黒田さんとも仕事の話をするはずだったということは警察側の人間?
羽田浩司はめちゃめちゃ男前ですね。
カッコイイ!!
先週は浅香とは恋人同士ではなかったって書いたけど、若狭先生が将棋の駒をずっと大切に持ってる理由が痛いほどわかりました。
浅香を匿わなければ羽田浩司は殺されなかったですよね?
もし、羽田浩司が角行の駒を持っていればRUMに狙われても命は助かったのでしょうか?
でも多分、羽田浩司は浅香を守ることができて後悔してないと思います。
あった瞬間に一目惚れ...
そんな経験をしていたら、若狭先生も17年間恋人も作らずRUMへの復讐に燃えているんだろうなって思います。
若狭先生はアマンダと羽田浩司の仇であるRUMを殺したいほど憎んでるはずですよね?
黒田さんはチェスの大会を見るためにたまたまアメリカに行ってたわけじゃなかったんですね。
アマンダとはどんな算段を立てるつもりだったのか、今となっては残念です。
RUMはあだ名ではない。
父の名を継いだコードネーム。
つまりRUM2世...
他のメンバーも2世だったりするのですかね?
ベルモットは17年前、新入りだった。
その当時から変装術や声帯模写が得意だった。
ベルモットって何歳よ?
そもそも、ベルモットってシャロンの変装じゃなくてクリスの変装?
有希子ママの友だちはシャロンの方ですよね?
17年前、小娘だったのはシャロンの方?
元々は1人なんですよね?
やっぱりAPTX飲んでるんですかね?
RUMの眼はキュラソーのように特殊な能力を持っている。
元々は両眼とも能力があったってRUMが言ってたけど、片眼を潰したのが赤井パパの務武さんで合ってますか?
今回の事件に出て来てRUMの眼を潰すんじゃなくて、17年前には既に右眼は潰されていたのですね。
なので、務武さんと会ったのはもっと前?
アマンダの遺したダイイングメッセージはキスマークと口紅で塗られたナイトの目。
ナイトの目に付いていたのは血ではなくて口紅でした。
30年前の国際経済フォーラムの年次総会の記事をネットで読んだと言っていた羽田浩司だけど、羽田家は大金持ちなんですよね?
確か、平次の出た話の「紅葉の挑戦状」で言ってたと思うので、その年次総会に羽田家も毎年出席していて、烏丸蓮耶のことは父から話を聞いて知っていたとか?
ところで、その国際経済フォーラムって、
リアルにある「世界経済フォーラム」のもじりですかね?
世界経済フォーラムの年次総会が通称「ダボス会議」なので、このタイミングで凄いリアルだなって思いました。
もしかしたら烏丸蓮耶って、ソロスやシュワブのような人物だったりするのでしょうか?💦
世界を牛耳っているグローバリストたちのコナン版が黒の組織だったりして💦
昔から、実世界をモチーフにした漫画やアニメや映画は結構あったんですよね。
青山先生も黒の組織はそこからヒントを得たのかな?って、今更ながら思いました。
では~
2月10日更新分の「シェリーのひとりごと」
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