立川談春独演会2017「居残り佐平次」行って来ました | まだ死なないよ!日々良好

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2015年1月ALK融合遺伝子肺癌を告知された!ふぅたんすの、ふぅたんすによる、ふぅたんすのためのブログ。
胸膜播種アリで抗癌剤治療をしながら、あほ力全開で送るオカン生活。トイプー、フレブル&三毛猫飼い。
長男理系、次男文系大学生。ついでに私も通信学部3年次編入

色々ありすぎて、すっかりチケットを取っていたのを忘れていたんだけど、
旦那がしっかり覚えてくれていたので(ホッ)
行って来ました。


いつも、談春さんの時は取れる席が後ろの方だったりするのに、
今回、前から2列目の真ん中なんていう夢のような場所で、ただただ惚れました 惚れ直しました( ´艸`)笑

ご自分で「大ネタばかりする下品な落語家」っておっしゃってらっしゃいましたが、下品でもいい!!
超面白くて洒落が効いてて、知性的ーー


枕は真打ち制の説明とか。
上方(関西)は真打ち制がなく、売れたもの勝ちみたいなところがあるので、新鮮でした。

あと、今回は物販があったよーーー!!
今まで物販が殆ど無くて、あっても文庫本「赤めだか」の販売くらいだったけど、オリジナルグッズが売られてた。
巾着と手拭い2色の3点だけだけど。

「替わり目」は夫婦の話。酒に酔った愛情表現の下手な旦那と奥さんの話。
すんごい面白いのに、ちょっと感動してウルウルきた。
愛情表現するのが恥ずかしいから、普段は横暴なことを言っちゃうけれど、死ぬ間際はもう死んだら恥ずかしいこともないから、死ぬ間際に手を握って感謝の言葉を妻に言うんだ!って予定を立ててる主人公。そんな酔った独り言を全部奥さんに聞かれてるんだけど、微笑ましいしホッとする。

「居残り佐平次」は無銭飲食の詐欺師っぽい人の話。籠池さんみたいな話って紹介されてたけど…( ´艸`)うん。そんな話。
こういう人は鬼だから、捧げ物をするように要求に応じて何も無かったように帰って貰う女郎屋の主人の懐の深さに、
私もついこの前色々あったから、不問に付して何事も無かったようにするのが1番なのかな?と心にさざ波がわき上がったけれど、
やっぱり悪い奴の性根は腐ってるよぉぉぉ

で、古典のオチとは違うオチ。立川流のオチだそうです。
このお話が好きで、でもオチに納得してなかった立川談志師匠の元に1落語ファンがファンレターで提案してきたオチなんだそうで、このオチを使いたいと思った師匠はわざわざ「使わせて下さい」と出向いて行って了承を得て今があるそう。
その話を聞いて、「立川談志=怖い人」っていうイメージがあって苦手だったのですが、情に厚い人だったんだなぁとイメージがアップしました。

怖い人は嫌いです(>_<)

…と粗忽の使者を聞いたとき以来の興奮でした。面白かったーーーー
おいら、落語家さんの中ではやっぱり立川談春さんが1番。
いい気分転換になったよー 先日からのゴタゴタのご褒美だったのかな?

…と思っていたら、れいの叔父から今朝、うちの方へ脅しの留守電がいっぱい入った
((((((゜ロ゜;
どうやら、叔母が自分の携帯から「渡したお金を本当に返してくれるの?贈与だったら税金のことがあるから」と電話した後らしい。
もう面倒臭いので近々、警察に相談に行って来ようっと。