先週末 | 脊髄腫瘍と私

脊髄腫瘍と私

2016年8月、脊髄腫瘍と診断されました
同じ病気で戦っている方とつながりたくてはじめました

先週末、大学時代の友達と会うため帰省しました。

T字杖になってからはじめて1人での電車。

駅まではバスもありますが、バス停も普通の人で7分くらい。

私だとかなりかかるし、バスの乗り降りも心配なのでタクシー。

そして電車へ。

心配していた電車の乗り降りは時間はかかるけどなんとかできた。

夕方でしたが通勤と反対方向だったため座ることができ、そのまま1本で空港へ。

空港駅から出発ターミナルまで週末の夕方ということもありスーツケースをもったビジネスマン他、人がたくさん。

皆急いでいるから?私が杖を持って歩いていることは目にはいっていないみたい。

スーツケースが杖や足にあたらないかヒヤヒヤ。

波にのれないので、端へ端へよけながらなんとか出発ゲートへ。

はじめは車いすを借りる予定だったけど搭乗口が近いとのことで杖で搭乗。

到着空港では少し距離があるというので飛行機出入口から到着ロビーまで車いすを借りて。

両親が迎えにきてくれており帰宅。

翌日は電車に乗って友達と会う予定。

人ごみは怖いので改札まで友達にきてもらい。

1人は帰省の度にあっているのでこの夏会いましたが、もう1人は四国からなので3年半ぶり。

前回会った時は私は元気だった。

あの時はいつも会おう会おうといいながらも会えず、それこそ私の結婚式以来15年ぶりくらいに会ったのだけど。

それから私ともう1人が病気になり。

あの時はこんなことになると思っていなかったけど母校に行ったりして。

あのタイミングで会ったのは会うべくして会った?

この言葉おかしい?

 

ランチと場所を移動してお茶して結局6時間もおしゃべり。

この歳になると病気と親の介護の話とはいうけど、私たちも病気とそしてなぜか親や自分たちのお墓の話(笑)

6時間も座りっぱなしで脚がガチガチに固まったけど、また改札まで送ってもらい無事実家へ。

翌日は両親と私とで近くに紅葉を観にいった後空港へ。

ここでも車いすは使用せず杖で。

戻ってきてからはまた車いすで到着ロビーまで送ってもらい、帰りは夫の運転する車で帰ってきました。

 

この帰省のために外来リハでも両手T字杖で長距離歩けるよう、多少の坂も上り下りできるように、エスカレーターも立ち位置が左右逆なので練習。

荷物も2泊分をどうやって持っていったらいいかPTと相談。

はじめはリュックの予定でしたが飛行機はいいけど電車がもし混んでいて、でも、席を譲ってもらった場合、リュックをおろして狭いところに座れるか?

ということでボストンバックを斜め掛けがいいということで、ボストンバックに重石いれられて椅子に座る練習と。

入念にシュミレーションしました。

 

もともと11月に両手T字杖で電車にのって出かけられるようにすることがリハビリの目標だったので、この帰省がテストみたいなものです。

 

ここのところ右足の感覚が以前よりおかしいし、痺れ、締め付けはひどいし。

なんなら出発前日は久しぶりに家の中で転倒・・・

帰省中はなぜか左足の調子が悪く4回も足首内反して捻挫・・・

3月は右足を内反して骨折しているので心配しましたが骨折は大丈夫。

とりあえずなんとか行って帰ってこられました。

 

しかし、両手T字杖で歩く速さ、速くなったなぁと思っていましたが、人の流れに全くついていけず。

特に梅田は人が歩くのが速いように感じます。

独身時代、仕事行くときはその人の流れさえ遅いと思って人の間を縫うように歩いていたのがうそのようです。

 

明日は外来リハ。

結果報告です。