10月30日 タケモト リオさん、グッナイ小形さん、西山小雨さんライブ、高円寺ウーハ | ふ~さんの音楽とか料理とかのブログ

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前のレポに続いて、10月30日のダブルヘッダーでのライブ参加2回目となります。

最近、ライブレポが全然間に合ってなくて、だいたい4回ライブ(または配信ライブ)を見に行って、ブログ1本ペースなので、サクサク進めないと全く間に合わないです😅

今回も、気付いたことを中心にお伝えすることにします。

1人目はタケモト リオさんボーカル、ギターがモリ タケルさんの演奏。

セットリストです。
1 つながり
2 女の子コンプレックス
3 生きる
4 おまじない
5 遊びに行こうよ

どれも、しっかり歌ってました。ただ、コロナ禍前よりちょっとだけ声が変わったような気がする。

それは気のせいかもしれないけど、モリさんとのデュオは大変合ってきたと思う。熟成度が高くなってきたのだと思います。

実は、この日の昼ライブでタケモト リオさんと何回かライブで共演したユースケさん(坂野雄亮さん)にお会いして、タケモトさんの話題になりました。

坂野雄亮さんは、もう一人話題に加わっていたアンコンさんのファンに「タケモト リオって、素晴らしいシンガーソングライターがいるんだ。」と話してたんだけど、その後ボソっと「リオさん、大人っぽくなっちゃったかなぁ。あのコはあんまり変わらんでいてほしいんだけどね」って言うんだよね。「え?変わりました?」って聞いたけど、「なんとなく」って、あんまり話してくれなかったね。

そのこと、ご本人様にお伝えしたら、「ご心配されなくても全然大丈夫というか・・・」って笑って言うんだけどね🤔   最後にちょっと書きます。

3 生きる の後のMCでは、「正しく傷つくことが大事。」って、ちょっと他人との関係において思うことがあるのかもしれないと思いました。

お写真お借りしました。


次がグッナイ小形さん。

北海道出身、男性、31歳。ギター弾き語り。長髪でモザイク模様のシャツ、黒のズボン姿でした。

セットリスト
1 ラストダンス
2 君に友達ができて良かったね
3 君はボクの東京だった
4 ちょうどいい
5 I love you more.
6 命のしるし

初めての方だし、あまり深くは言えないけど、声は良いです。声量もあり、わりと目立つ声なんだけど、たぶん生まれつきの要素が大きいと思う。

それと、雰囲気が伝わる方。ただ声が大きいだけじゃない。なんとなくだけど、海援隊の武田鉄矢さんみたいな感じで首を振るから、イメージがダブって感じるね。


最後が西山小雨さん。ピアノ弾き語り。

彼女のことは、ライブで知り合った凄いライブ愛好家さんから聞いていましたが、たぶんどこかで聴いているかもしれないです。

左から2番目のオカッパ髪の方が西山小雨さん。

セットリスト(予定があり、途中退出しました🙏)
1 自転車コロコロ
2 つぶれてもアンパン
3 じゃがいも
4 雨の日

彼女はピアノ弾くとき、やや背を丸めて歌うけど、そんなに声は籠もらないです。

わりと面白い声であり、かなりハレの声。

ハレの声って、ボクが名付けた概念だから説明すると、明るくて彩りが鮮やかで、コントラストが高い陽性の声がハレ。逆は「ケの声」で、雲がかかったように薄っすら、コントラストが低い声のことです。

ケの声は医学用語の嗄声(させい)(「かれた声」や「かすれ声」というような、声の音色に関する異常)とは直接関係はないです。

ハレの声の代表的な方はレベッカのNOKKOさんとか米米CLUBの石井竜也さんとか…ボクが最近注目してる片桐さくらさんも典型的なハレの声の持ち主ですね。

西山小雨さんの話に戻ると、1の曲は矢野顕子さんの発声に似てるけど、特に語尾の取り方が上手い。

2の曲は、音符と音符を泳ぐような自由な感じ。歌詞も分かりやすい。ちょっと小学校の先生みたいな雰囲気がして、懐かしい想いがありました。

3の曲、ちょっと珍しい声の倍音が出ていたので、ノートに書いてありました。今まで、あまり聴いたことがないです。



11月29日、高円寺ウーハでタケモト リオさんのサポートするらしいですニコニコ ということは、西山小雨さんとのセッションあるかもね😊



最後に、坂野雄亮さんの「リオさん、大人っぽくなっちゃったかなぁ。あのコはあんまり変わらんで子どもっぽくいてほしいんだけど」という、ご発言について考えたんだけど。

坂野さんは頭の先からつま先まで音楽人で、マジで感性の人だから、たぶんタケモト リオさんの10代後半くらいから見てきて、特に不思議な感覚を持ってると感じてたんだと思うんだよね。

同じ10代で普通の女性シンガーソングライターだと、恋の歌とか別れとか日常を切り取ったような作品が多い気がする。それに対して、タケモトさんの曲は抽象的な作風で、代表曲「past.」とか不思議な曲が多い。

あまり、商業小説っぽくないというか、私小説でも自分だけにしか分からないような作風。そういうものに坂野さんは気付いていたんだろうね。それが「子どもっぽい」ということかと。

それは、大事なことなんだと思う。売れるかどうかも大事なことだけど、独自性あっての自分だから。

ある映画監督が「最も個人的なことが、最もクリエイティブなことだ」と述べているんだけど、シンガーソングライターは自己満足で良いと思うんだよね。


まぁ、もちろん観客動員は大切です。この先はタケモトさんの話じゃなくて、一般的なことだけど。


数多くのライブ見てきて思うのは、観客動員が多い人はわりと客に甘えたり、依存もするし、ライブに来てって直接頼んだりしてるから、アーティストさんは集客面ではもっと客に頼っても良さげな感じがするよね。

もちろん、客の中には図々しいのや、馴れ馴れしい態度を取るのもいるし、危ない奴もいるから、ある程度客の良し悪しを見極めて、悪いのはシカトしなきゃやってられないんだけど、大概のよいお客さんは頼まれたら何とかしてあげなきゃ💪って、そういう人が多い気がする。


昨日、玖咲舞さんとナギサワカリンさんという、2人の手堅いファン層を持つシンガーソングライターさんのライブ行ったんだけど、普通のファン対応だけど、ちゃんとしてましたよね。

何がちゃんとしているのかは、また別のブログに書きます。