その記事のなかで、OSHO禅タロット1枚引きで出て来た、今年下半期のテーマはつぎでした。
INNOCENCE(無垢)
実は、6月5日に手元に届いたOSHO禅タロットで、「いま私に必要なテーマを教えてください」と4枚引きで問うたところ出て来たカードはつぎでした。
左の「LETTING GO(手放し)」のカードがそのテーマ。
このカードの意味は、OSHO禅タロットの附属の解説書に、つぎのように説明されています。
◆このカードを選ぶということは、なにかが終っている、なにかが完結していることが確認されたということです。なんであれ、・・・仕事、関係、あなたが愛してきた家庭、とにかく、これまで自分とは誰なのかをはっきりさせるための助けとなってきたに違いないもの・・・それを手放し、去って行かせる時です。しがみつこうとせずに、どんな悲しみも受け容れて・・・。より大きななにかがあなたを待っています。発見されるべき新しい次元がそこにあるのです。
◆人間はほかのものよりも高い位を占めたがる。自然を征服したがる。だからこそ、人間はたえず戦わなければならないので。この戦いからあらゆる複雑さが生れる。無垢な人とは、戦うことを放棄した人のことだ。より高い位を占めることにはもはや興味のない人、自分は特別なのだということを行動で示し、証明することにはもはや興味がない人のことだ。一輪の薔薇の花のように、あるいは蓮の葉の上のしずくのようになった人のこと、この永遠の一部になった人のこと、溶け、溶け去り、大海とひとつになり、まさにひとつの波になった人のこと、「私」という考えがない人のことだ。「私」の消失こそが無垢だ。
◆人間はほかのものよりも高い位を占めたがる。自然を征服したがる。だからこそ、人間はたえず戦わなければならないので。この戦いからあらゆる複雑さが生れる。無垢な人とは、戦うことを放棄した人のことだ。より高い位を占めることにはもはや興味のない人、自分は特別なのだということを行動で示し、証明することにはもはや興味がない人のことだ。一輪の薔薇の花のように、あるいは蓮の葉の上のしずくのようになった人のこと、この永遠の一部になった人のこと、溶け、溶け去り、大海とひとつになり、まさにひとつの波になった人のこと、「私」という考えがない人のことだ。「私」の消失こそが無垢だ。
これを読むと、まるで、ワンネスの世界、境界線がなくすべての人やモノなど森羅万象と一体となる12ハウス、魚座、海王星の世界のことのように感じます。
このカードと、先ほどのINNOCENCEの無垢のカードは同じようなニュアンスではと思います。
続いて出た、THE BURDEN(重荷)、GUILT(罪悪感)、TRUST(信頼)のカードと併せて、「では、何を手放したらいいのか?」、 ここしばらく毎日のように考えていました。
そうしたら、前回のブログで紹介した、アニータ・ムアジャーニさんの「喜びから人生を生きる!」の著書に出会い、また昨日は、つぎのYouTube動画を発見しました。
【永久保存版】宇宙のエネルギーが流れだすバルブを開栓してみた結果とその方法
この動画で大瀧冬佳さんが語られていることは、ほぼ、上のアニータさんの著書の内容と一緒です。
隔離された精神病棟に入っていたとき、ほんとうの宇宙の真実を体験された大瀧さんの言葉は、臨死体験で悟られたアニータさんととても似ています。
この動画で、彼女は「宇宙のエネルギーが(自分に)降り注いでくるには、無防備で無価値で無能である自分を受け止めること」、「すへてに対して自分に対して降参すること」とおっしゃっています。
これは、末期の癌で死の宣告を受け、臨死体験をされたアニータさんの言われていたことと同じです。
これらのお話から頭に閃いたのは、聖書にある「貧しい人々は、幸いである、神の国はあなたがたのものである」という言葉です。
この言葉の真意がやっと理解できたようにも思います。
OSHO禅タロットの無垢や手放しのカードがわたくしに促したことは、これまでの(旧い)価値観、信念を手放しなさいということ。
そして、いま、思っているのは、ほとんどの宗教の教えの根幹でもある「因縁因果の法則」です。
これは、三次元の物質世界に当てはまる法則ですが、次元が上に行くと当てはまらないのでしょう。
末期の癌で、一度は(細胞レベルで)亡くなった人が、あの世から蘇ることはふつうはあり得ないからです。
偉そうなことを言える身分ではないことを十分承知の上で申し上げると、この因縁因果の教えは、わたくしを含め多くの人に、「怖れと制約」を課していたようにも思えます。
この法則、教えを手放すことが、OSHO禅タロットからの天の声のように感じているところです。
【余談】
きのうのNHK「あなたの中に眠る天才脳 - フロンティア」は見ごたえがあった。
事故による脳損傷で、突如、才能が開花した天才たちの話で、いずれも左脳だけが損傷したことによって、左脳が右脳に制約をかけていたものが弱くなって、突如として天才的な才能が開花。
もうひとつ、言語障害のある認知症の方が、格段に絵の才能が向上したのは、言語を司る左脳の機能が弱くなって、逆に右脳の視覚記憶の機能が発達したため。
右脳を活性化させることが、自然と一体となってもともとの人間本来の才能を発掘できるということでしょう。
これを見ていて、「因縁因果の法則」も、まさに左脳的発想だと思った次第です。
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