昭和の終りのバブル全盛期の頃だったと思います、「企業戦士」とか「24時間働けますか?」というようなキャッチコピーでTVのCMがよく流れていました。
仕事は労働であり、ある程度、苦痛を伴うもの・・・、このような固定観念がありました。
いまでも三交代など厳しい仕事はありますが、人手不足のいまの時代では3K的な職場は人を雇用できなくなり、自然と潰れていくと思います。
さて、平成、そして令和の時代となり、仕事に対する考え方も大きく変わってきました。
社会で成功して名誉や富を得たいという人も一部にまだおられると思いますが、それよりも自己実現や社会貢献のために仕事をしたいという人が増えています。
これまで東洋の命術である四柱推命や紫微斗数は、社会的に成功し富貴をどれくらい手にできるかを主にみていくものでしたが、時代の変化とともにそれも変わってきているのを感じます。
わたくしは、いま、もっとも関心があるのは欽天四化紫微斗数では、来因宮と生年Dでみるカルマの弁済。
また、進化占星学では主にドラゴンベッドでみる今世の魂の進化の課題です。
しかし、です。
それはそれとして、日々の経済的な活動も大切。
まして結婚し家庭を持てば、子供の教育費などはバカにはなりません。
また、好きなことをしたい、勉強したいという場合もお金は要ります。
つまり、どのようにお金を稼ぐかということも、頭に入れておく必要があります。
そうしたとき、自分の出生図に出ている金星が、どのハウスにあり、サインは何か? もみておくことが大切。
たとえば、わたくしの場合は、金星は2ハウス・射手座にあります。
欽天四化のような高度な命術を海外まで行って学んでスキルを身に付け、それで独立自営で教室などの講師業をする。
これがわたくしの悦びであり、生きる術であります。
欽天四化では、自分の星の生年四化と媒介の宮をみて、夫妻宮に天機B、文昌C。
田宅宮に廉貞D。
天機Bは五術の星、文昌Cは教学の星で、BC媒介Dで、それで家や教室で教えて収入を得る。
西洋と東洋の違う命術ですが、結果は同じです。
また、わたくしの場合、幸いだったのは金星がある2ハウスにドラゴンヘッドもあります。
ドラゴンヘッドのサインは蠍座で、これも大きな意味がありますが、家業の経営者を辞めて、占い関係の仕事で独立自営の道を歩むのが今世の魂の進化の課題でもありました。
これからは東洋と西洋の命術を融合し、独自のスキルを身に付けて、些かでも後進の運命学愛好家の皆様にお役に立っていきたいと思っています。
【余談】
明後日の27日に、Zoomワークショップ「串聯のみかた」を開催。
串聯は共業であり、欽天四化紫微斗数の大切なロジックのひとつです。
9月24日も同じ内容で開催予定です。
すでに、定員10名様で3名様のご予約申込みをお聞きしています。
また、本ブログでご案内し、お申し込み受付は先着順にて行う予定です。
占風鐸・オンラインスクール
https://online.e-suimei.com/
主宰 田中宏明
https://online.e-suimei.com/p/by
本サロンの動画講座では、欽天四化紫微斗数、八字(四柱推命)を中心に、進化占星学も取り入れています。
台湾の東洋命術の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化紫微斗数と八字、それに進化占星学を加味した3命術の勉強は、わたくしのみならず真摯な運命学愛好家の魂に響くと思っています。
●田中宏明のアマゾン著者ページです↓
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