陳老師の「古今八字乾坤」翻訳勉強会 | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

きのうは、去年から続けている陳老師のご著書のひとつ「古今八字乾坤」の翻訳勉強会をオンラインで開催。




もう終盤に入り、ご著書の最後の詳しい命式解説例を行いました。

はっきり申し上げて、八字(四柱推命)のほうが紫微斗数より詳しい鑑定ができます。

えっー! と思われる方が多いと思います。

八字は文字通り干支八字で看命していく命術なので、紫微斗数のほうが12宮で用いる星の数も多い。

だから紫微斗数のほうが細かな鑑定ができるのではないか・・・

と、ふつうはそのように思われると思います。

しかし、八字も生剋化合、刑冲会合などのロジックを駆使すると詳細な鑑定ができます。


さて、これまでの経験で欽天四化紫微斗数と八字では、欽天四化のほうが吉凶の結果がはっきりでるように思います。

たとえば、つぎが陳老師の八字のご著書の最後のほうに掲載されている実際の命式です。




男命ですが、この命の方を欽天四化紫微斗数でみるとつぎがその命盤になります。



恐縮ですが、来因宮が遷移宮でD-Dの破格

これだけで格局は低いし、よくない命盤というのは一目瞭然です。

しかし、八字命式では財星を用神として取れますので、そんなによくない命式ではありません。

むしろ、中の上はいく命式です。

では、この違いはなんなのか?

欽天四化や八字を勉強されている方はおわかりでしょうか?

きのうの八字の翻訳勉強会では、この違いについてわたくしから説明させていただきました。

一見すると欽天四化は下格(厳しいもの言いで恐縮です)、八字では中の上をいく命ですが、欽天四化でこの場合、格局を上げているのは串聯です。

もし、遷移宮がD-Dで串聯がなければ、ほんとうに厳しい運命の人です。

しかし、遷移宮のD-Dは福徳宮や疾厄宮とDD串聯。

これが救いです。

この方にとっては助けの星とも言えます。

それが八字では財星が用神であるということ。

「欽天四化紫微斗数と八字の結果は近似する」と以前より申し上げてきたことです。


つぎの8月27日に、この欽天四化の大切なロジックのひとつ「串聯」についてのZoomワークショップを行います。

すでに定員はオーバーしていますが、また、同じ内容で9月にも開催予定。

決まり次第、本ブログでもご案内したいと思います。


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主宰 田中宏明




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本サロンの動画講座では、欽天四化紫微斗数、八字(四柱推命)を中心に、進化占星学も取り入れています。
台湾の東洋命術の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化紫微斗数と八字、それに進化占星学を加味した3命術の勉強は、わたくしのみならず真摯な運命学愛好家の魂に響くと思っています。



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