その持ち主は、柯文哲氏。
去年まで台北の市長だった政治家ですが、以前は台湾のNo.1の台湾大学医学部を主席で卒業された超優秀な外科医でもあります。
日本でも医師から国会議員になられた方はおられますが、この柯氏はスバ抜けて素晴らしい医師だったようです。
詳しくは、つぎのウィキペディアのサイトをご覧ください↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/柯文哲
つぎは、柯文哲氏の出生図です。
MCが水瓶座の天王星。
3ハウスが獅子座で獅子座の支配星の太陽、ACの支配星の水星、MCの支配星の天王星、そして月がある。
超重要なハウス。
抜群の才知の持ち主で、直観力なども人智超えたものがあり、そうした才能で台湾大学医学院教授になられた方です。
そして、ICに月と冥王星がコンジャンクション。
強烈な感情と意志力で自分の原点に戻って人生をリセットするような人でもあります。
まさに柯文哲氏は、有名な外科医から180度転身。
2014年から2022年まで台北市長を務められました。
さて、このような人生をリセットするような象意は命盤や八字ではどのように出ているのか?
とても興味が湧きました。
つぎが柯氏の命盤です。
一瞥すると、夫妻宮がC-C、D-Dの破格。
えっー!、一瞬わが目を疑いました。
この命盤の人が台湾大学医学部を主席で卒業し、しかも台北市長も4年もされた方なのか?
また、天梁は寿星で免疫系統、中枢神経を司る星。この天梁星がC-Cはまず健康問題を抱えている人が少なくない。
外科医は医師のなかでもとくにハードで体力勝負なところがあります。
ほんとうに優れた外科医の命か?
しかし、しかしです。
八字の命式(下)も考察し、あらたな発見がありました。
身強の正印格であり官印相生。
また、直接的な刑冲会合はなく格局清純で身体健旺とみてよい命式です。
この八字をじっーとみて、命盤と出生図をあらためてみると新たに気付いたことがあります。
とても大切なことです。
ちょっとだけ申し上げると、「C(化科)の特別なみかた」です。
そして、疾厄宮の貪狼Bは身体頑健な人。
ここを立命宮とすれば、先天象BDの人。
突然の変化変動、不可抗力、天のご意志に従う人です。
なお、八字の命式でも人生をリセットする象意が出ています。
紫微斗数、八字、進化占星学の3命術でみて整合性がとれました。
詳しい解説は、占い師育成サロンの第32講座で解説いたします。
会員の皆様は、どうぞ楽しみにお待ちください。
欽天四化紫微斗数、八字、そして進化占星学の3命術を知れば、相互に考察できる材料を提供してより深く学べたり、あらたな気付きが少なくないです。
【余談】
わが家の愛犬ケリー(写真)が、左の後ろ足のじん帯を手術し、きのうやっと抜糸しました。
獣医さんの話では、まだしばらく歩いたら駄目ということで、もう2週間、狭い空間に閉じ込められたまま。
わけがわからないから虐待されているような恨めしい愛犬の顔をみるのが辛いです。
お遍路の最中も、ケリーの手術成功と足がよくなるように祈願しました。
占風鐸・オンラインスクール
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主宰 田中宏明
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台湾の東洋命術の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化紫微斗数と八字、それに進化占星学を加味した3命術の勉強は、わたくしのみならず真摯な運命学愛好家の魂に響くと思っています。
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