稲盛語録「値決めは経営なり」 | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

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台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
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主宰 田中宏明

WBCで日本を優勝に導いた栗山英樹監督は経営の神様といわれた稲盛和夫氏を尊敬し、稲盛哲学の教えを監督業にも生かしていたといわれます。

わたくしも以前は会社経営をしていたので、稲盛氏の私的な塾に入って勉強したりもしました。

そのなかでいまでも強く印象に残っている稲盛氏の教えは、「誰にも負けない努力をする」

京セラを一代で世界的な企業に成長発展させた創業経営者らしい言葉です。

この言葉だけ聞くと精神論や根性論と思われる方もあるかも知れません。

しかし、稲盛氏の真意は創意工夫こそ発展の礎であり、そのための努力を惜しまないということだとわたくしは解釈しています。

この創意工夫は、自分の好きなことややりがいが感じられることならそんなにたいした努力は要りません。

自然と改善、改良ができてきます。

しかし、どんな仕事も好きになれるか?

と問われれば、やりたくない仕事も世間には少なくありません。

そういう仕事は、できるだけ達成感ややりがいを感じられるような仕組み作りが大切で、そうした努力がとくに経営者やリーダーには求められます。


もうひとつ、稲盛語録でよく覚えているのは、「値決めは経営なり」ということ。

販売価格をいくらに設定するか決めるのは、ものすごく大事でこれは経営トップの仕事だということです。

自営の占い師の方は、鑑定料をどのように決められたでしょうか?

占いを教えておられる方は、講座の受講料はいまの価格で適切でしょうか?

製造業や卸売業などは製造原価や仕入原価がはっきりしているので、値決めはしやすいですが、サービス業の占いの仕事などは原価はあってないようなもの。

「えぃ、やー!」で値段を決めておられませんか?

いま一度、よく考えてみることが大切です。

もちろん競合相手が多ければ世間相場も大切。

できるだけ競合が少ない分野で、かつほかにはない専門性や希少性をどれだけ打ち出せるか・・・

そのあたりが値決めに大きく関わってきます。

また、ブランド戦略も高付加価値を目指す上で大切ですね。


わたくしは占いの仕事に限りませんが、自営の仕事で成功するためには、①専門性、②希少性、③ブランド化 の3つがもっとも大切であると考えています。



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