不動産鑑定士をされている弟様の今後のことのご相談です。
早速、欽天四化紫微斗数と八字、そして進化占星学で出生図を拝見。
ここでは欽天四化の命盤と出生図を掲げて、簡単に説明させていただきます。
魂の目的、つまり今世の魂の進化の課題にかなったお仕事やボランティアをされていることが少しでもご理解いただければ幸いです。
上図はこの男性の欽天四化の命盤です。
来因宮が奴僕宮。
生年Dは子女宮にあり、武曲星に付いています。
これだけで欽天四化ではこの方の今世の課題は、「子田線」にあることがわかります。
来因宮が奴僕宮と併せてみると、
①子供
②家庭
③パートナー(妻やその他異性)
④不動産
などが考えられます。
福徳宮に天梁A、財帛宮に左輔Cがあり、AC媒介Dでお子様関係や不動産関係の仕事は適職。
かつ、Cの士業(師業)もとても合っています。
お聞きすると、慈善団体を通じて海外の貧しい国のお子様のためにいろいろな支援をされているそうです。
結婚はされていないので、実子はいない。
よって、欠債の子女宮の生年Dにかなったボランティア活動されている。
福徳宮にAの人は、そのような寄附などの支援をされている方は少なくありません。
素晴らしいことですね。
つぎに、出生図をみてみます。
MCにピッタリと牡羊座・太陽がコンジャンクションしています。
これで、この方はとてもエネルギッシュで我が道を進む方。
開拓精神も人一倍強いと思います。
火星が11ハウスで双子座なので、組織のリーダー的立場で、情報を扱う仕事や教師、アナウンサー、旅行業などが適職と一見思われますが、どうして組織に属さず自分一人で不動産関係の仕事をされているか？です。
その答えになるのは、ドラゴンヘッドが7ハウスの水瓶座にあること。
そして、水瓶座の支配星である天王星が4ハウスにあり、ほぼICにコンジャンクション。
これで、MC太陽は人生の目的ですが、IC天王星は自分のライフスタイルそのもの。
自由気ままといえば失礼ですが、何者にも束縛されずもちろん家庭にも縛られず我が人生を歩みたい方でしょう。
そうした生き方が自分一人で仕事が完結できる不動産鑑定士の仕事を選ばれたともいえるし、何はともあれ4ハウスは不動産の意味も。
さらに大切なことは5ハウスの月と海王星のコンジャンクションです。
大旗ハルミ先生から習った進化占星学では、海王星を最重要視するといっても過言ではありません。
大旗先生はつぎのようにおっしゃっています。
「海王星だけが私たちが何も失うことのない世界へ連れて行ってくれる」
「私の真実はこれだ！というものに出会わせてくれるのが海王星」
つまり、海王星のあるハウスとサインで適職(否、天職)をみてもいいと思っています。
月はもともと蟹座・4ハウスで不動産の意味もあります。
5ハウスは子供の意味もあります。
ACが蟹座なので、とくにこの5ハウスの月の意味は大きい。
そして、MCにコンジャンクションしている太陽は5ハウスがホームグラウンド。
5ハウスで人生の目的、否、魂の目的をみることができます。
この男性は不動産鑑定士が天職であり、ボランティアで海外(射手座)の恵まれない子供たちの支援をされているのは、まさに5ハウスの月と海王星のコンジャンクションが物語っています。
ひとつ気になるのがドラゴンヘッドが7ハウスにあるということ。
7ハウスはパートナーシップをみるハウスで欽天四化の来因宮が奴僕宮とも合致しています。
参考に八字でみたら建禄格で天干に3つの印星。
身は旺強。
これならかえって結婚されないほうがよかったとも言えそうです。
欽天四化紫微斗数と進化占星学でみるとその人の人生の目的というより魂の目的、魂の進化の課題を示してくれます。
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