西洋占星術と欽天四化紫微斗数でみると・・・ | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

去年の12月上旬からはじめた西洋占星術の勉強ですが、面白いといいますか興味深いですね。

欽天四化紫微斗数の命盤とネイタルチャートをそれぞれ出して、比較して観察しています。

2020年に他界された三浦春馬氏を拝見しました。

勉強のため、また少しでも自殺予防のためにと思い、Kindleの電子書籍の例題にも取り上げさせていただきました。

三浦氏の御霊様に感謝申し上げます。

さて、三浦氏の欽天四化の命盤はつぎです。



詳しい解説は、Kindle本「欽天四化紫微斗数でみた魂をみる福徳宮とは・・・」をお読みいただきたいと思います。

ここでは省略させていただきます。

チャートを拝見(下図)。

一目見て気になったのは、太陽と1ハウスにある土星、海王星、天王星とのスクエアです。

ICとこれらの3星もスクエアの様相です。

土星、海王星、天王星は分類上、凶星。

元来、1ハウスは「自分」をみるところ。

自分は何者であるか?

つまり紫微斗数では命宮にあたるようなところです。

太陽は自分の星、とくに社会的な役割をみる自己の星。

その太陽はICにコンジャンクションしているので、家庭や自分自身の拠り所がとても大切。

また、太陽は牡羊座にあります。

牡羊座の積極的なエネルギーで自己表現していく人なのですが、1ハウスの3凶星が邪魔をしているような感じで、周囲にはわからない自己矛盾や葛藤が多かったのではと思います。

もうひとつ気になったのが、月と冥王星のスクエアです。
また、火星ともオポジション。

月は感情、素の自分といわれ、母親でもあります。

お母さんとは縁が薄かったのは、両親が離婚され母親は再婚。
そのとおりですが、ご自身の感情面にもマイナス作用や心の葛藤があったのでは・・・。

この場合、月は福徳宮のような作用をしているように思います。

つまり、欽天四化では命宮と福徳宮に大きな問題がみてとれますが、それが太陽と1ハウスの関係、そして月のアスペクトでみれるように思います。


僭越ながら、太陽のサビアンシンボルをみてみます。

牡羊座16度
「日の入りに踊っている妖精ブラウニー」

目指す方向性

・仕事に集中することで、終わった時の解放感と安堵感を感じる。
・メリハリのある生活を目指す。
・夕方の魔法を楽しむ。
・人々の楽しそうな雰囲気やリラックスした雰囲気を自分の中に取り入れていくこと。
・人々を元気にしたり癒したりすること。
・自然リズムにあったライフスタイル。

以上、すたくろ様のサイトより引用
http://sutakuro.com/2016/01/ohituji16/

注)ブラウニーは、スコットランドや北部イングランドの古くからの民間伝承に見られる、家の精霊の一種。(以上Wikipediaより)



「家(拠り所)」がひとつのキーワードのようです。





最後に、自殺は絶対に駄目です。
昔の人は「死んで花実が咲くものか」といって自殺を戒めていました。
神理の教えでは、自殺すると、輪廻転生して生まれ変わっても、また死にたくなるような辛い人生が待っていると教えていただいています。
ですから、どんなに辛い厳しい人生であっても、それが心底わかっていれば自殺は思いとどまることができるはずです。




占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

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占い教室・占風鐸



田中宏明
占い教室・占風鐸 代表

2013年5月にはじめて台湾台中市の陳永瑜老師(写真左)に機縁を得る。
以後、訪台25回を重ね、定期的に飛星派並びに欽天四化派の紫微斗数や八字の伝授を受ける。
未だかつて知られていなかった欽天四化派の紫微斗数をこの日本に広めることを決意し、目下、神戸を拠点に活動中。