サビアンシンボルに興味を持ったもうひとつの理由ですが、結論から申し上げます。
●今世生れてきた目的や人生のテーマが欽天四化よりわかりやすい。かつ、年代ごとのテーマもよくわかる。
つぎのサビアンシンボルの図は、わたくしの生れてから死ぬまでの10個の人生のテーマです。
※シンボル図は「すたくろ 〜star-clock-work 〜」様より引用
https://sutakuro.com/sutakuro1/
・0~7歳 月・射手座11度「寺院の左側にある物質的悟りをもたらすランプ」
・8~15歳 水星・山羊座27度「山の聖堂へとつらなる急な階段を上る巡礼者」
・16~25歳 金星・射手座13度「明るみに出る未亡人の過去」
・26~35歳 太陽・山羊座8度「しあわせそうに歌う家の中の鳥 」
・36~45歳 火星・牡羊座13度「成功しなかった爆弾の爆破」
・46~55歳 木星・天秤座2度「過去の体験の果実が、永遠に創造的な霊の種子へと変成する」
・56~70歳 土星・射手座10度「金髪の幸運の女神」
・70~84歳 天王星・獅子座7度「夜空に輝く星座」
・84歳~ 海王星・蠍座3度「隣人の協力を得ての棟上式」
・死後~ 冥王星・乙女座1度「男の頭」
生れてから死ぬまで、それぞれの年代ごとに人生で学ぶべきこと、やらなければならないことが、生れる前から決まっていることが明示されています。
残念ですが、欽天四化でも年代ごとの人生のテーマまではわかりません。
そして、ここからが大切なことですが、年代ごとに記したサビアンシンボルでいまのわたくしは、土星・射手座10度「金髪の幸運の女神」になります(下図)。
このシンボルのテーマをわかりやすくいうと、
・金メダルをとったアスリートのように、努力の末の成功を示すことで人々に希望という光を与える人。
これを心底体感できたことでした。
欽天四化派の紫微斗数や八字は、とても好きな命術です。
その合理的なロジックや、その明快さは東洋占術ならではと思います。
しかし、それに伴いこれらの命術は、一刀両断に人様の命運を云々する傾向がある。
いわゆる吉凶を明確にするということですね。
これはこれでいい点も多々あります。
しかしながら、“希望”という点では、どうしても “?” が付いてしまう。
さて、わたくしの太陽・山羊座8度も、土星・射手座10度のどちらにも魚座の「愛他精神や共感力」が少なからず加味されます。
これは、欽天四化や八字とは相反する価値観。
サビアン占星術もその抽象的、比喩的な詩文だけみるとかなり厳しい表現もありますが、しかし、それを指針や戒めととらえ、いくらでもポジティブに解釈できるように思います。
ということで、わたくしの魚座の価値観がサビアン占星術に目を向けさせたともいえそうです。
【追記】
10個のサビアンシンボルの内、4個が建物に関するもの。
月の寺院、水星の聖堂、太陽の家そして海王星の上棟式(=家)。
欽天四化でわたくしの廉貞Dが田宅宮。
今世のテーマ、課題が田宅宮(建物=家=教室)。
一致します!
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