帝王切開の日時鑑定をしない理由…子供は授かりもの | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

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台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

●帝王切開の日時鑑定をしない理由…子供は授かりもの

読者の方から、つぎのようなコメントをいただきました。

『以前先生は、四柱推命の関係で誕生日、誕生時間を選んで帝王切開等して出産ということに、否定的なお考えをお持ちだということをおっしゃっていたと思います。
ということは、こういうことを考え出産をした場合、何かゆがみが生じるのでしょうか?
たいていの場合、少しでも良い日時を選んで、特に中国ではそういった方が多いと聞きます。
私も選べるものなら選びたいくらいです・・・』



台湾で、陳老師のレッスンのときに、帝王切開で生まれた女児の事例を取り上げられたことがあります。

その女児は、生まれて1年も経たない内に、事故で亡くなりました。

その子の母親が、我が子を抱いているときに、躓いて赤子を落として、頭を強打して亡くなったそうです。

その母親が、陳老師のところに再鑑定に来られたときにおっしゃったそうです。※帝王切開の日時鑑定をされた占い師は、陳老師以外の人です。

母親「占い師にみてもらって、よい日時で生んだ子なのに、どうしてこの子はすぐに死ななければならなかったのですか?」

この母親としては、わざわざ占い師に帝王切開の日時鑑定をしてもらい、そのとおりに生んだ子なのに、夭逝したのはなぜなのか?

また、自分の不注意で我が子を死なせた罪の意識もあり、とても複雑で何ともやるせない気持ちだったと推察します。

陳老師は、もはやどのように言っても亡くなった子供は戻って来ることはないので、「お母さん、これは天命ですよ」とひと言おっしゃったそうです。


帝王切開の日時鑑定が結構盛んな台湾でも、低級な占い師にそれを頼んだ悲しい事例のひとつです。

では、もっと確かな占い師、超一流の占い師にそれを頼んだらいいのでは・・・というお声もあるかも知れません。

そうかも知れません。

間違いのない占い師に頼めば、平均以上によい運命を持った子供が授かるのでは? と思う方もおられるでしょう。

否定は致しません。

しかし、わたくしの信条は、子供は(天からの)授かりものだということです。

どんなに子供が欲しい方でも、授からない人はできません。

医学が進歩し、昨今は、体外受精やほかの女性の子宮を借りて代理出産も可能な時代となりましたが、わたくしはこれには否定的な考えです。

子供が授かるか否か、どんな子供ができるどうかは“天命”であると思っています。


最後に、大切なことを申し上げます。

わたくしは、古代神道一神宮(自由宗教一神会)で、十月十日お産の神話の講習会を何回か受講しました。

そのお話は、母親の胎内で卵子と精子が合体し、十月十日の間に、いろいろな神様方が入れ替わり立ち替わり、人間を創っていく生命誕生の世にも不思議なお話です。

神様方がどのような子供を授けるかは、すでに妊娠の前より決定しています。

それまでの父親、母親の行いがすべて種となって、それが子供の姿形、頭の賢愚等に顕れます。

寿命も生まれたときに決定です。

つまり、両親の因縁通りの子供が授かるということです。

この十月十日お産の神話のお話を聞いて勉強すると、帝王切開の日時鑑定などは論外、ナンセンスであるとどなた様も思うはずです。

運命の良し悪しは、いくら占術を駆使しても神理の法則から逃れることはできません。


きょうもお読みいただき、有り難うございました。

芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明


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