以前、会社経営をしていたとき京セラの創業者である稲盛和夫氏の私的な塾に入っていました。
いまでも強烈な印象が残っているのは、
「人生・仕事の結果は=考え方×熱意×能力」
です。
失礼を顧みず申し上げれば、いまのわたくしは表題に掲げたように、
「人生・仕事の結果は=考え方×熱意×能力×運勢」
であると考えています。
自ら事業や商売を行うような創業経営者の方は、まずほとんどの方は、熱意は人一倍旺盛で才能も豊かな方だと思います。
しかし、成功される方はほんのひと握りが現実です。
これは何が原因なのか?
いろいろな原因が考えられると思いますが、ひと言で申せば、「運(運勢)が悪かった」ためと、言わざるを得ないと思います。
「運命は自ら創造するもの」という方もあります。
わたくしはこれは間違いではないと思います。
しかし、運命を形成する重要な要素である運勢は、自ら創造するものではなく、知るもの、あるいは了解するもの、心得るものであると思っています。
多くの方の鑑定をさせていただいて、初年運のよい方などは、30歳までで運勢のピークが終わっている方もおられます。
そのような方は、小さいときから優秀な成績でよい学校を出られ、一流企業に勤められるような方ですが、そこからが大切です。
自らの運勢を知っていれば、独立はされないほうがいいのです。
あるいは、さらに上を目指して転職なども控えるべきです。
逆に、中年以降に運勢のピークが来るような方は、途中で脱サラして独立自営もOKと言えます。
わたくしは運勢というのは、あらかじめ定まっているものと思います。
風水や方位術等で変更の余地はあるかも知れませんが、その効果の永続性や副作用を考えるとお奨めではありません。
自らの運勢の波、盛衰、人生のいつピークを迎えるかを知った人が、人生の勝利者だ思います。
それを教えてくれる最高のツールのひとつが、欽天四化紫微斗数であると思います。
この類い希な命術が、いまから60年前までは、ほとんど世に知られていなかったのは、欽天四化はあまりに容易にかつ的確に運勢の盛衰を会得できるからでは・・・と、考えたりしている昨今です。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明
芦屋占い処・占風鐸