先日、Tさん(女性)からつぎのようなメッセージをいただきました。
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はじめまして。
紫微斗数で検索していたら、先生のサイトとブログにくぎ付けになりました。
私自身、自分の人生、特に配偶者に絶望しております。
子どもが一人立ちするまでという気持ちでなんとか自分を支えております。
四柱推命でも姓名判断でも私の運勢はイマイチで、それならどうしたらいいのだろうか、どうしたら少しでも改善できるのだろうかと考えておりました。
経済的なことも夫に全部とられておりますので、先生の講座を受けることすらできませんが、時々ブログを読ませていただいて先生の占い師としての生き方に感動しております。
どうぞこれからもたくさん学ばせてくださいませ。
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何とお返事してよいのか・・・?
考え込んでしまう内容のメッセージです。
さて、こんなことを申し上げると結婚願望の鑑定のお客様には誤解を招くかも知れませんが、わたくしのこれまでの人生経験からいえることは、夫婦の縁は宿縁であり、自分の意志意向では如何ともし難いものがあると思っています。
わたくしの四柱推命の師である亀石厓風先生が、常々おっしゃっていたことは、「四柱推命は己を知る学問」であるということです。
さらに、突っ込んで申し上げれば、わたくしは「自分の至らなさを知る学問」であると思っています。
今世の六親縁、なかでも配偶者との縁はもっとも重要だと思います。
どのような伴侶と結ばれるかは、幸不幸を大きく左右することは否定し難いことです。
できれば、相性が良くて自分のことを大切にしてくれる旦那さん(奥さん)と一緒になりたいと願うのは世の常です。
しかし、厳しい物言いになって恐縮ですが、上記のTさんのような夫婦関係となってしまうのも、自分にその因があり、それに応じた縁(夫)が生じたということです。
まずは、その現実を直視しなければ、好転は望めません。
お子様の成長を唯一の心の拠り所とされるのもいいでしょう。
しかし、子供はいつか親元を離れます。
自ら幸せをつかみ取る覚悟と勇気をお持ちいただきたいと願っています。
ご参考になるかどうか分かりませんが、亀石先生が後進のわたくしたちに伝えたい「わが学徒への手紙」(A4で1枚)という人生訓を書き残されています。
ご一読いただければ幸いです。
●わが学徒への手紙↓
http://www.e-suimei.com/Kameishi-files/wagagakuto-letter.pdf
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明
芦屋占い処・占風鐸