田中「これも破格になるのですか!?」
老師「そうです」
田中「欽天四化も冷徹で厳しい命術ですね」
老師「人生窮人多(人生が苦しい人が多いということです)」
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日本で三合派の紫微斗数を習っていた頃は、紫微斗数は四柱推命と違って人にやさしい命術だと思っていましたし、そのようにブログで書いたこともあります。
しかし、それは大きな間違いであることを感じています。
四柱推命と同じかそれ以上に冷徹で厳しい占いであることを申し上げておきます。
上記の会話は、わたくしが陳老師に投げかけた質問での老師のお言葉です。
「人生窮人多」は、お釈迦様が言われたように、この世は苦の世界であるということを物語っているように思います。
さて、これまで鑑定させていただいた人や教室で生徒様から例題で出された命盤で、とくに解読に頭を痛めたものを陳老師に質問致しますと、的確にご説明いただくことができます。
欽天四化の公式、定理を縦横に駆使するのは並大抵ではないことを実感します。
ここで皆様に簡単なよい命盤の見分け方をお教え致します。
①自化(離心力)は極力少ないほうがよい。
※自化忌や自化科はもちろん、自化禄、自化権もないほうがいいです。自化は変動です。その多くがよくない変化が多いからです。
②生年忌は六内宮(命、財、官、疾、田、福)にあるのがよい。
※「A随D走」で、生年禄が六内宮にあっても、生年忌の宮に禄は行ってしまいます。とくによいのが田宅宮と疾厄宮にある生年忌です。
③自化があっても串聯していれば、凶は軽減できます。
※串聯は「共業」で、前世よりの一種の徳のようなものと思います。
台中に着いたときは汗ばむ陽気でしたが、きのうより日中は21~22℃くらいで丁度よい暖かさです。
日本は寒波襲来で急に寒くなったようですね。
皆様、ご自愛ください。
きょうもお読み頂き、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中風州
芦屋占い処・占風鐸