きょうは名古屋で開催のセミナーに出席しました。
四盤掛け講座でいつもお世話になている藤田和久先生の主催（講師の先生は別の方です）でした。
久々に参加してよかったと思う内容の濃いセミナーでした。
わたくしの生徒様のお顔を7名ほどお見かけしましたが、皆様、勉学熱心な方ばかりで感服しています。
ジャンルは開運のセミナーでしたが、占いとは別次元の「気」のお話で、きょうからでもすぐに実践したいと思わせる素晴らしい内容でした。
ただ、ひとつ疑問に思ったのは、運命は前世よりの業や因縁が大きく関わっていると思うのですが、それを気の使い方だけで転換できるものなのか？
たとえば、有名な白隠禅師の施行歌にも、
「今生富貴する人は、前世に蒔きおく種がある、
今生施しせぬ人は、未来はきわめて貧なるぞ、
利口で富貴がなるならば、鈍なる人はみな貧か、
利口で貧乏するを見よ、
この世は前世の種しだい、未来はこの世の種しだい、
富貴に大小ある事は、蒔く種大小あるゆえぞ、･･･」
とあります。
商売繁盛や千客万来、金運上昇を願うのはよくないことではありませんが、金運、財運がよくないのは、上記の施行歌によれば、前世での徳積みが少なかったからでは？
それを、単に気の使い方や出し方で、金運を大きく好転できるのであれば、因縁因果の法則はどうなるの？
と疑問に思うのは、わたくしだけでしょうか？
とは言え、常連の参加者の方より効果があったすごい実例もお聞きし、わたくしも健康、財運、人間関係のさらなる好転を願うひとりの凡人ですので、素直に、講師の先生がおっしゃったことを実践しようと思っています。
最後に、本ブログの読者様でセミナー会場でお声掛けいただきましたＳ様、有り難うございました。
きょうもお読み頂き、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中風州
芦屋占い処・占風鐸