これから、ときどき欽天四化の紫微斗数の基本的なことを書いていきます。
連続ではありません。気が向いたときに書きますので、よろしくお願い致します。
紫微斗数の各流派の中で、欽天四化の大きな特長といいますか決定的な違いのひとつが、四化の考え方とその取り扱いです。
欽天四化の場合、原則、生年四化はABCD、みな、“一定有”、つまり“必ずある”という象意です。
生年四化は先天のものです。
上の田宅宮に巨門・生年禄は立派な家を持てる吉象意です。
まず、生まれながらに立派な家に住んでいるか、大運の第4限のときに自己所有(あるいは配偶者名義)の家を持てるでしょう。
そして、つぎの図は、その田宅宮に4つのケースの変化が発生する場合です。
このように、生年四化(先天のもの)+自化(変化)があれば、「一定有発生」で、「必ず起こる」ということで、これが(100%の)必定です。
自化禄、自化権、自化科、自化忌の場合、それぞれ意味が異なります。
つまり立派な家(巨門・生年禄)を授かったが、時期刻限が来たら何か発生してそれに変化が生じるということです。
欽天四化は、原則、生年四化や自化がある宮しかみないので、必定をみる命術と言われています。
換言すれば、必ず発生するものしかみないということです。
では、この田宅宮の場合、どのような変化なのか?
・・・・・・・・
続きをお楽しみに。
きょうもお読み頂き、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中風州
芦屋占い処・占風鐸