星曜派、飛星派、欽天四化派の紫微斗数の看命方法は、それぞれかなり異なります。
わたくしの生徒様の中にも、どのように選択して使えばよいのか困惑されている方もいらっしゃるようです。
このブログの読者様の中にも、きっと少なからずおられるのではと思います。
そこで、参考になるかどうかわかりませんが、ご指導いただいている台中の陳老師のお言葉をつぎに記します。
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「どの流派でみても結果は同じになります」
(注)同じにならなければならないということと思います(風州)
「ひとつの流派だけでなく、三つの流派を駆使してみると、まず間違った結果を得ることはない自信があります」(すごいですね! もちろん陳老師のことです)
そして、最後に、つぎのようにおっしゃっています。
「星曜派、飛星派は○○のような象意が表れている(確率的に60~70%)というのに対して、欽天四化派は、“必定(必ずそうなる)”をみる命術です」
ということです。
わたくしは、まだまだ欽天四化派のことを偉そうに云々する資格はありませんが、少し補足をしておきますと、
①陳老師も病気、病症の具体的な病名、部位等は星曜派を重んじておられるように思います。ただ、○年にきわめて高い確率で発症するというのは、欽天四化派で断定されているようです。
②欽天四化派は、生年四化や自化(離心力、向心力の両方)がない宮は象意がみえないとおっしゃっていますので、わかることに限界があるようにも思います。しかし、それと裏腹に生年四化に自化があれば、まず絶対的な象意がみれるということです。
③欽天四化派は同じ紫微斗数でも、星曜派や飛星派とはまた別の命術であると考えたほうがよいかも知れません。理由は、星の五行も違うし、生年四化、自化の解釈も異なるからです。
最後に、これは個人的な感想ですが、わたくしは四柱推命がもともと好きでしたので、厳しい結果でも曖昧模糊たることがない欽天四化派に尽きない魅力を感じています。
きょうもお読み頂き、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中風州
芦屋占い処・占風鐸