●ほんとうの“獲得”は、化禄ではなく“化忌”なのです。
芦屋占い処・占風鐸 代表の田中風州です。
親しくして頂いている西洋占星術の占い師のH様方から、つぎのようなコメントを頂戴しました。
「田中様のやぎ座トランジット冥王星大変でしたでしょうね。
いわば、いまあるビルをダイナマイトで爆破して
更地にしてから新しいビルを建てるようなものです。
相当な変化が起こったと思われます。」
これは何のことかといいますと、先日のブログで書いた2012年にわたくしのホロスコープで太陽と冥王星が合したのをみられてのことです。
H様ご指摘の通りで、ブログでは書けないことも多々ありました。
・・・・・・・
それでもです。
四柱推命や紫微斗数を勉強していて、ある程度、このような運が来ていることは分かっていましたので、うろたえるようなことはありませんでした。
逆に、占術、それも紫微斗数をもっと深く勉強しようと、いろいろと調べて飛星派のマレーシアの鄭老師のところまで足を運んだのです。
そして、最後の大きな決断は、以前にもお話したつぎのことが心の底から理解できたからです。
飛星四化派、欽天四化派の大家でいらっしゃる台中の陳老師は、つぎのようにおっしゃいました。
「田中さんは、外で得た(学んだ)ものを、
自宅や教室で生徒さんに教える仕事をする
人です。それで報酬も大丈夫です。」
紫微斗数の命盤の遷移宮に天同・生年禄、田宅宮に廉貞・生年忌があります。
遷移宮は外国、天同星は五術の星、田宅宮は自宅や教室です。
そして、その生年四化の発射宮が來因宮の子女宮。子女宮は生徒さんをみるところです。
欽天四化派は、來因宮と生年四化をとても重要視します。
命宮ももちろん大切ですが、それよりも生年四化は前世より引き継いだ先天のもので、これを今世に活かすことがもっとも理に適った生き方だと思います。
さらに申し上げると、生年化忌の宮と流出忌にこそ吉凶が如実に出ます。
生年化忌や流出忌がすべて凶ではありません。
ほんとうの“獲得”は、化禄ではなく“化忌”なのです。
化忌を上手く使いこなすことができるかどうかが、開運の鍵といえるかも知れません。
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