●來因宮と生年四化
芦屋占い処・占風鐸 代表の田中風州です。
紫微斗数、なかでも飛星派の紫微斗数の習得において、四化を混同して取り扱ってはだめです。
生年四化は〝先天〟なので、意識しないと気付かないことが多いです。
それに対して交易四化は〝後天〟なので、自分でも分かることが多いです。また、もうひとつ、自化も〝後天〟ですから、だいたい自覚できます。
最近、思うのですが、開運の鍵は來因宮と生年四化にあるように思います。
これは、欽天四化派の重要視するところでもあります。
誤解を恐れずに言えば、來因宮の宮の状態がよい人は、命宮よりその來因宮が重要だと思います。
その宮を有効に使うべきです。
それが開運のキーポイントであるように思います。
でも、來因宮の宮の状態がよくない方はどうしたらよいか?
たとえば來因宮に自化忌があるような方です。
ほんとうの意味で運のよくない方というのは、この來因宮がよくない方ではないかとさえ思うようになりました。
まことに言い辛いことではありますが、そのような方は先天的な徳分が少々足らないように思います。
では、そのような方はどうしたらよいか?
生年四化がある宮の中で、よい状態の宮を上手く使うことです。
このとき注意しないといけないのは、冒頭にも書きましたが、生年四化は先天なので気付いていないことが多いのです。
しっかりした鑑定を、一度、受けられるとよいと思います。
また、できるだけ積徳の心掛けが必要ではないかと・・・
來因宮は前世と今世の架け橋の宮。
この宮がよい方というのは、少なからずご先祖様の徳分を頂かれているような気がしています。
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