來因宮と生年四化 | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

●來因宮と生年四化

芦屋占い処・占風鐸 代表の田中風州です。

紫微斗数、なかでも飛星派の紫微斗数の習得において、四化を混同して取り扱ってはだめです。

生年四化は〝先天〟なので、意識しないと気付かないことが多いです。

それに対して交易四化は〝後天〟なので、自分でも分かることが多いです。また、もうひとつ、自化も〝後天〟ですから、だいたい自覚できます。


最近、思うのですが、開運の鍵は來因宮と生年四化にあるように思います。

これは、欽天四化派の重要視するところでもあります。


誤解を恐れずに言えば、來因宮の宮の状態がよい人は、命宮よりその來因宮が重要だと思います。

その宮を有効に使うべきです。

それが開運のキーポイントであるように思います。


でも、來因宮の宮の状態がよくない方はどうしたらよいか?

たとえば來因宮に自化忌があるような方です。

ほんとうの意味で運のよくない方というのは、この來因宮がよくない方ではないかとさえ思うようになりました。

まことに言い辛いことではありますが、そのような方は先天的な徳分が少々足らないように思います。

では、そのような方はどうしたらよいか?

生年四化がある宮の中で、よい状態の宮を上手く使うことです。

このとき注意しないといけないのは、冒頭にも書きましたが、生年四化は先天なので気付いていないことが多いのです。

しっかりした鑑定を、一度、受けられるとよいと思います。

また、できるだけ積徳の心掛けが必要ではないかと・・・


來因宮は前世と今世の架け橋の宮。

この宮がよい方というのは、少なからずご先祖様の徳分を頂かれているような気がしています。






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