●雙忌 －四化飛星紫微斗数－
芦屋占い処・占風鐸 代表の田中風州です。
あなたの紫微斗数命盤で、生年化忌はいずれの宮位にあるでしょうか？
生年化忌は先天的なものを表しますので、それだけで吉凶は論じられません。
ただ、生年化忌がある宮位に他の主星や文昌、文曲が同宮する場合は、事情が異なります。
たとえば、天機（生年化忌）と巨門が同宮する場合です。
天機に生年化忌ですから、生年天干は「戊」です。
命盤で宮干が戊の宮位は來因宮ですから、この宮位から基本的に化忌は飛びません。
百歩譲って化忌が飛んだとしても、前世からの課題であり、終わらない宿題としてこの場合は、「雙忌」とは見ません。
問題は、巨門に化忌を飛ばす宮干「丁」の宮位です。
宮干四化は後天です。
巨門は、丁の宮位から宮干化忌が飛んできます。
こうなると生年化忌と併せて、この宮位は「雙忌」となり、かなり問題含みの宮となります。
あなたの生年化忌がある宮に他の主星や文昌、文曲がふたつ以上出ていないかチェックして下さい。
ふたつ以上出ている場合は、雙忌になる可能性があり、その宮は前世からの課題を引きずっている宮であるとともに、かなりその課題は重いと認識して頂くほうがよいと思います。
【注】
雙忌（双忌）のみかたは、その後、欽天四化を陳老師より深く教わり、上記の内容とは異なることがわかりました。
雙忌の命盤の例はつぎのサイトをご覧ください↓
https://e-suimei.com/sokkyoku-2020/
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