芦屋占い処・占風鐸 代表の田中風州です。
今年（2012年）は、四柱推命研究会を一年しましたので、来年は、断易研究会をしたいと思います。
もちろん、四柱推命も紫微斗数も大好きなわたくしですから、断易のお話より四柱推命や紫微斗数のお話が多くなるときもあると思います。ご参加される皆様、どうぞご了解下さい。
さて、断易（五行易）の著書も、7～8冊持っていますが、一番のお気に入りは次の『諸口流 奥義 「五行易子弟問答」 藤田善三郎 編著』です。
まだ、断易の勉強をはじめて間もない頃、当時、大阪まで断易の出張講義に来られていた東海林秀樹先生にご推薦して頂いた書です。
歴史的名著ということで、お値段もかなり高額でしたが買ってよかったと思っています。
何度となく読み返していますが、まったく飽きが来ません。
理由は、占断の切り口や分析力の鋭さに加え、文章表現の格調の高さにあるのではと思っています。
ついでに、先日、来年の芦屋占い処・占風鐸の営運について断易で看ましたので、ご参考までに次に掲げておきます。
・占断日：子月壬戌日 （子丑空亡） 火山旅（六合卦）
兄－巳
孫〃未
財－酉（応）
（伏官亥）財－申
兄〃午
（伏父卯）孫〃辰（世）
営運ですから用神は妻財。
世爻の辰・子孫が冲起暗動し、応爻の酉・妻財を生合しています。
また、弱いながらも用神、酉・妻財は日辰より生じられています。
大変よく現状を顕していると思います。
すべて静爻で力は弱いですが、まぁ、無理せず、来年も頑張って行きたいと思います。
このように具体的な案件は、四柱推命や紫微斗数より格段に断易の利用価値は高いです。