●来年は断易研究会
芦屋占い処・占風鐸 代表の田中風州です。
10月20日開催のワークショップの資料がやっと準備完了しました。
パワーポイントで作成し、当日は会場でプロジェクターを使って投影する予定です。
お手許にも資料を配付させて頂きます。
泰山流、透派、高木乗派の四柱推命の良いところ、使えるところを取捨選択してご説明させて頂きます。
ご参加される皆様、どうぞお楽しみに・・・。
さて、昨日は、四柱推命研究会の第二日曜のクラスの開催日でした。
昨日もいろいろな命式のご提案がありましたが、その中である女命の方が、鬱病で悩んでおられて、どのようにアドバイスしたらよいか・・・というお話が出ました。
病気は精神的なものも含めてお医者様にかかることが第一ですが、はっきり申し上げて、精神的な疾患を治す薬はありません。
あくまでこの種の薬は症状を緩和させたり、“変な”症状が出ないようにごまかすための薬です。
ですから難しいですね。
症状の程度にもよりますが、根本的な治癒にはかなりの年数と労力が要ると思います。
また、完全には良くならないケースのほうが多いのではないでしょうか。
はっきり申し上げると、神理の教えを学んで、因縁自覚し、お詫びと感謝の行いをしなければまず良くならないと思います。
しかしながら、まことに失礼なことを言うようですが、頭の因縁の人はプライドが人一倍高い人が多いので、良いことを奨めても素直に聞けない人が多いのが事実です。
では、わたくしはそのような人が鑑定に来られたらどうしてるか?
ということで、本日の研究会で質問がありましたので、次のようにお答えしました。
四柱推命や紫微斗数でいくら見ても良くなる方法は書いていません。
分かるのは、いつ頃から良くなるか? ぐらいです。
わたくしはそのような病気を抱えた人(親御様が来られる場合も)には、〝断易〟で拝見します。
得られた卦で、子孫爻が出た方位方角の病院、医者にかかることをお勧めしています。
これまでの数々の事例で、少なくともいまよりは症状は良くなる可能性は高いと思われます。
卜占の断易はこのような活用法があるのでとても重宝しています。
また、あまり感心したことではないかも知れませんが、縁談でたまにA様とB様と同時に良い候補が現れて、A様もB様もどちらも甲乙付け難く、選ぶのに迷われる場合があります。
そのようなときも四柱推命や紫微斗数では明確な答えは出しにくいですが、断易ではずばり吉凶が出ますので、安心してお奨めできます。
以上のようなことをお話しましたら、断易を教えてほしいという強い要望がありました。
四柱推命研究会はこの12月で丸一年になりますので、来年より断易研究会をしたいと思います。
断易研究会であっても、折に触れ、四柱推命のお話もさせて頂きます。
断易は、四柱推命をご存知の方なら、十二支の旺相休死、空亡、三合、支合、冲などを使いますので比較的習得が容易です。
田中研究会の皆様、よろしくご了解下さい。
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