「何が効いたのかはわからないんですが」
時折、クライエントさんからお聴きする言葉です。
「何が効いたのかはわからないんですが、こんな変化がありました。」
それは
長年苦しんでいたことが
「あれ?なんであんなに気になってたの?」
という感覚になったということだったり
悩んでいたこととは無関係なことを、突然思い出して
それを整理して考えていると
解決の糸口が見えたということだったり
ずっと不安定だったのに
平穏な気持ちがしばらく続いたということだったり
なんだか物凄いことが
その方に起こっているんです。
「なにが効いたんですか?」
と尋ねられても、わたしにもわかりません。
「先生は、わかってたんですよね?」
いえいえ、わたしには予知能力はありません。
何が効いたのかはわからないし
何かの効果を狙って、わたしが何か特別なことをしたわけでもありません。
それに、心の変化に関しては
何かひとつのことが劇的に効くということは、おそらくありません。
ただ、ひとつ言えることは
その方の中にゆとりができたということかな。
安心安全な感覚とか、心がほぐれる感じとか
そういったものが、心のゆとりとなり
自分の心の中を眺める助けになっているんじゃないかと
わたしは思うのです。
「これが問題だ」と決めて、そこばかり探るより
大楊に眺める方が
心を紐解く糸口が見つかったりするものですからね。