『悲しくなったときに悲しめばいい』 | 自己受容から広がる世界~ゆるなら風舎~

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
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 悲しくなったときに悲しめばいい

 

  (「異国日記」)


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原作は読んでいないし映画も観ていないので

アニメの台詞なのだけれど

物語の重要な台詞なので、原作のものなのかな。

 

事故で両親を亡くしたばかりの姪に

主人公が「悲しい?」と聞くと返事がなかった。

そこで彼女が言ったのが

「それでいい。なにもおかしいことはない。

悲しくなったときに悲しめばいい。」

 

ああ、ほんとうに。。

 

どんな感覚も感情も

そのときのその人のもの。

 

どう感じるべき、とか

どんな気持ちになるべき、とか

そういったものはないんです。

 

 

犯罪被害の話を聴いた人に

「すごく傷ついたよね!」と言われても

わたしはピンときませんでした。

そう言っている人の方が、わたしより傷ついているようで

わたしは傷ついているのかどうか、わからなかったんです。

そして

だったら、トラウマになるなんておかしいんじゃないかとか

やっぱり、自分が悪かったんだとか

ぐるぐると考えてしまったのです。

 

 

衝撃的な事態に遭ったとき

感情や感覚を瞬時に冷凍してしまうことがあります。

 

「悲しい?」と聞かれた少女は

きっとわからなかったんだと思います。

「悲しい」という感覚が、あまりにも遠すぎて答えられない。

 

そんなとき

「悲しくなったときに悲しめばいい」という言葉に

とてもホッとしただろうと思います。

 

 

何を感じても感じなくても

どんな気持ちになっても

そのときの自分を大切にすることができますように。

 

 

 

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