他者の感情を翻訳するときに気をつけること | 自己受容から広がる世界~ゆるなら風舎~

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

職業柄、他者の感情に敏感な方(いわゆる、HSP気質の方)に

お会いする機会が少なくありません。

 

HSPの方は感覚過敏で、どの感覚が過敏なのかは人によりますが

その中でも、他者の感情に敏感な方が

カウンセリングにいらっしゃることが多いのです。

 

聴覚、味覚、触覚、視覚、嗅覚などが敏感な場合

周りからの理解を得やすいし

道具を使ったりという方法もいろいろありますが

感情に敏感な場合

「気にしなければいい」とか「気の持ちようじゃないの?」とか

その人の努力で解決するものだと誤解されがちなので

日常が大変だったりするのです。

 

考えてもみてください。

 

花粉症の人が

花粉に反応してアレルギー症状がでたりするように

人の感情を敏感に感じ取って、影響を受けてしまうというのは

なかなか大変です。

 

人と関わらずに生きていくわけにはいきませんし

人との交流を望んでいるなら、尚更しんどいことになります。

 

 

時には

その人自身が無意識の中に抑圧している、無自覚な感情まで

感じ取ってしまうこともあったりしてね。

 

感じ取ってしまった感情によっては傷つくこともあります。

攻撃的な感情とかね。

(そんなときは、自分をケアしましょう)

 

 

けれども

他者の感情を感じ取って、頻繁に傷つくのであれば

感じ取ったも感情を翻訳するときに

自分が傷つくような解釈をしている可能性があります。

 

たとえば

感じ取った感情が何か嫌な感じだったりしたときに

「わたしのことが嫌いで、一緒にいたくないんだ」

と翻訳すると、傷つきますが

「何か嫌だと感じているんだな」

と翻訳すると、傷つかずに済みます。

 

どちらも、感情としては同じ。

もやもやっとした感情とでもいうのかな。

 

(ちなみに、わたしの場合は

「もやもやっとした感情」のままにしていて、わざわざ翻訳しません。)

 

 

感じ取っているものは、感情であって

相手の思考を読んでいるわけではない。

明確に言葉にできるほど、相手の思考がわかるなんて

人間業ではありません。

 

感じ取った感情を

自分の中の辞書で翻訳して、言葉にしているわけですから

自分を傷つけない翻訳をするよう心掛けるといいのです。

 

え?

手持ちの辞書に、自分を傷つける言葉しか載っていない?

 

それなら、心理職を使ってください。

あなたの辞書を、優しい辞書に書き換えるお手伝いも

わたしたちの仕事です。

 

 

 

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