こわごわでいいから、顔をあげてみる | 自己受容から広がる世界~ゆるなら風舎~

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

 

自分を大切にすることが難しい。

 

その奥には

「わたしなんか大切にされる価値がない」

という思い込みが潜んでいることが多いです。

 

そして、この思い込みのやっかいなところは

「大切にされている」ときにスルーしてしまうところ。

 

Aさんは言いました。

「恋人は誉めてくれるけれど、わたしにはそんな価値はないのよ。

彼はきっとおかしいのね。」

わたしは尋ねました。

「あなたの恋人は、普段から噓つきなの?」

Aさんは激しく首を横にふりました。

「とんでもない!」

わたしは言ったのです。

「だったら、彼の言葉を否定するのは失礼じゃない?

少なくとも彼にとっては価値があるのよ。

おかしくてもいいんじゃない?」

 

自分が自分のことを価値がないと思っていても

他者もそうだ(自分と同じ意見だ)と決めつけるのは失礼です。

 

その後、彼女は

恋人のいうことを否定せず聞くようにしてみたとのこと。

そして、気づいたのだそうです。

「わたしは彼に大切にされてた。」


 

自分に価値がないと決めつけているときは

自分の中に閉じこもってしまっていることが多い。

だって、怖いからね。

けれども

決めつけたままでいいから、こわごわでいいから

少し顔を上げて周りを見ることです。

 

顔をあげると、嫌なことも目に入るけれど

ちょっとした気遣いや優しさを受け取ることもできます。

もしかしたら

とても大切に思ってくれている人がいたりしてね。

 

少しずつでいい。

 

大切にされている感覚を味わってみること。

そのために顔をあげること。

 

大切にされている感覚が馴染めば

自分を大切にするということが容易くなっていきます。

 

 

 

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