*** *** *** ***
自分が何かできると思うな
寄り添うしかないだろ
(「エンジェルフライト THE MOVIE」)
*** *** *** ***
国際霊柩送還は
海外で亡くなった方を日本へ、または、日本で亡くなった方を海外へ送還する仕事です。
「(遺族に)何もしてあげられない」と泣く社員に
社長(主人公)が言います。
「自分に何かできると思うな、寄り添うしかないだろ。」
ああ、本当にそう。
深い悲しみやどうしようもない辛さに苛まれている人に対して
「何かしてあげよう」ということは不遜なことです。
どれほどの痛みか、どのような苦しさか
その人にしかわかり得ないのだから、
自分には「わからない」ことを心得た上で
「何もできない」自分を、自分自身で引き受けて
寄り添い、共にいるしかありません。
そして、そうやって共にいるというのは
おそらく、ある種の覚悟のいることなんですね。