苦しいとき辛いときに必要な言葉がけ | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

数年前に放送していた『コウノドリ』というドラマの中で

印象に残っているシーンがあります。

 

 

一度も検診を受けてない妊婦さんが

救急搬送されてきます。

 

苦しんでいる妊婦さんに

看護師が、手当をしながら

「妊娠したら、ちゃんと検診を受けなきゃ!」

と言い

妊婦さんの母親らしき人が

「なんで言わなかったの!」

と言うのですが

コウノドリ医師が

「誰にも言えなくて辛かったね。もう大丈夫だからね。」

と、言葉をかけます。

 

苦しんでいた妊婦さんが

目を開けて、涙を流しました。

 

 

その妊婦さんは、どんなにホッとしたでしょう。

 

ホッとすると、余裕が生まれます。

余裕が生まれると、できることが増えます。

 

自分がどういう状態かを

うまく伝えることができるかもしれないし

どうすればいいかを

適切に判断できる可能性も高まるでしょう。

 

 

これは

医療現場に限らず

日常起こることについても言えます。

 

苦しんでいるとき、とても辛いときはヘルプが必要。

ホッとする言葉がけが必要です。

 

どうしてこうなったのか

とか

誰の責任か

に、周りの意識はいきがちですけれど

それを言及することは

苦しいときや辛いときには役に立たないのです。

 

 

 

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