座って膝をたてて
右足の親指に右手の人差し指を引っかけてください。
左足の親指に左手の人差し指を引っかけるのでもいいです。
両側同時にやってもいいです。
さて
腕は膝の内側にありますか?外側にありますか?
今月のフェルデンクライス・レッスンでは
どちらにあってもいいので、そのままで動いて
次に内側の人は外側へ、外側の人は内側へと移動させて
同じ動きをするということを、いろいろと繰り返しました。
終了後に
女性は最初腕が外側になってたねという話になり
(男性は内側でした)
先生がおっしゃいました。
「女性は股を広げることに抵抗ありますからね」
あらためて、両方の動きをしてみて
あ!と思いました。
足の指に手の指をひっかけるとき
腕を外側にする(股を閉じた状態)よりも
腕を内側にする(股を広げた状態)の方が
断然、楽なのです。無理がないんです。
わたしは普段、椅子に座る時、膝を揃えて座ります。
膝を開いて座るのは抵抗がありますし、不安になります。
「女の子は股を広げて座るものではない」
という教えで育ってきたからでしょう。
そして、わたしにとっては
その教えは危険回避という意味で大切だったし
今でも大切にしたいものなんですね。
大切ですから、日常では守ります。
ただ、これを守ることは身体には無理をさせているということを
体感覚として理解しましたので
時々は身体を解放してやろうと思います。
なるだけ負担の少ない動き方は
身体が教えてくれるんですね。
身体の感覚に意識を向けるフェルデンクライスは
さまざまな気づきをくれます。
※フェルデンクライスについては → コチラ