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先入観は可能を不可能にする
(佐々木洋)
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大谷翔平さんが花巻東高校の野球部に所属していたときの
監督さんが、佐々木洋さんです。
大谷選手が、恩師の言葉として
インタビューで語っていました。
ああ、ほんとうに。。
先入観で「できない」と決めてしまうと
「どうすればできるか?」
「どのようにならできるか?」
「今、何ならできるか?」
ということに目がいかなくなります。
もちろん、できないことはあります。
「背中から羽を生やして空を飛んでみたらどうだろう?」
なんて提案されても、それは無理です。
けれども
「羽がなければ飛ぶことはできない」
という先入観に捉われなかった人々がいて、飛行機ができました。
職場の人間関係が辛くて転職しようか悩んでいる人が
「どこに行っても同じだよ」と言われたというのは
よくあることなのだけれど
「どこに行っても同じ」という先入観はどこで植え付けられたのでしょうか。
そんな先入観(決めつけ)に巻き込まれないで
「どんな職場ならいいのか?」
「どんな仕事ならいいのか?」
「どんな人となら安心できるのか?」
「どのように振る舞えば自分を守れるのか?」
考え、実践することは可能なはず。
「今○○をやっておかなければ、将来困るよ!」
子どもの頃に言われたことのある人は少なくないでしょう。
本当かしら?
そんなことだけで将来が決まる?
100歩譲って、困るかもしれないとしても
困ってはいけない?
困った時にできることを考えることで、新しい道が見つかるかもしれない。
どんなに尤もらしいことも
「それ、ほんと?」と問う先に
可能性は広がっていくように思います。