怒り、苛立ち、恨み・・
こういったネガティブな気持ちは不快なもので
多かれ少なかれ、自分を苦しめます。
それでも
その気持ちが正当なものだと思えれば
すっとしたりするものです。
腹があって当然だ
イラついて当然だ
恨んで当然だ
そんなふうに
その気持ちが正しいと思えれば
不快な感じや苦しさが和らいだりします。
なぜかというと
正しい理由からくる気持ちならば
自分の味方をしてあげられるからなんです。
「当然だもんね。いいんだよ。」
と、自分を認めてあげやすい。
ならば
どんな気持ちでも
理由如何に関わらず
自分の味方をしてあげるといいんですね。
腹がたったんだねぇ
イラついたんだねぇ
恨んじゃうよねぇ
そもそも
自然に湧きあがってくる気持ちに
正しいも間違いもないのだから。
不快な気持ちに正しさを求めてしまうと
ややこしいことになります。
「そんな理由で腹が立つなんておかしい」とか
「それでイライラするなんて自分だけだよ」とか
「そこまで恨むことじゃないでしょう?」とか
その気持ちが間違っていると判断したときに
むやみに自分を否定しちゃったりしてね。
その気持ちが正しいと判断したときも、少し危険。
やみくもに他者を攻撃しちゃったり
なんてことにもなりかねません。
攻撃すると、相手は当然防御しますから
本当はわかってほしくても、ちっとも伝わらなかったりね。
気持ちには正しいとか間違いとかはないのです。
自分の気持ちに正しさを求めなくてもいいんですよ。