「イジメが心配」な親御さんへ② | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

昨日の記事の続きです。

「子どもは虐められてることを親に言いませんよね?」

この質問が浮かぶということはとても大切なことです。

何も言わないから大丈夫なわけではない
と、知っているからです。


「それじゃあ
わが子が虐められているかどうか、ヘルプを出すタイミングかどうか
どうやって、判断したらいいの?」

これが正解、こうすれば必ず子どもを守れます
ということは
残念ながら、わたしには言えません。



ただ、ひとりの親の体験談として
話してみたいと思います。


イケメン1号の場合は
わかりやすかったのです。

それは小学校の低学年には始まっていたので
見えやすくて、気をつけていました。

それでも
本人がヘルプを出さない限りは
動かないことにしていました。

彼は
彼の特性を理解してもらえない社会で
いずれ生きていかなければならないので
全てを保護することがいいとは思わなかったからです。

ただし
本人からのヘルプがなくても
絶対にわたしが動くポイントを
自分なりに持っていました。

わたしが気をつけていたのは

・怪我をしていないか
・服が異常に汚れたり、破損していないか
・持ち物が壊れていないか
・持ち物がなくなっていないか
・食欲のない日が続いていないか
・この子にしてはおかしいという行動が続いていないか

そうして
中学時代に
2回、学校へかけあいました。

1回は部活の顧問の先生
もう1回は担任の先生

どちらも
すぐに動いてくださって
その行動は素晴らしかったです。

1号が、その後も影で虐められない配慮まで
してくださいました。


3号の場合は
わかりにくかったです。

彼は社会とうまく折り合いをつける術を持っていたので
見えにくかったのです。

それでも
1号のときに
絶対にわたしが動くと決めていたポイントが
役にたちました。

怪我をして帰ってきたときに
まず、担任の先生に話を聞きました。
そこで、部活内の問題だとわかりました。

部活の顧問の先生にかけあいました。

顧問は言いました。
「子どもたちの間でいろいろあるんですよ。
ダブルス組む相手に不満があるとかで喧嘩になったり、、」

 

虐めた側にもそれなりの理由があるし

そんなことは部活をしていたら起こるものだろう

と言わんばかりの対応でした。

わたしは言いました。
「その結果、うちの子は怪我をしました。
先生の今の対応で、この先、もし3号が

頭の打ち所が悪くて死んでしまったり、身体に障害が残るようなことになったら

わたしは、先生の人生をズタズタにします。どんな手段をとってもです。
先生にとっては、取るに足らない生徒の一人でも
わたしにとってはかけがえのない息子です。」

 

それって脅しじゃないんですか?

はい、脅しです。

まったく、、人さまを脅す日が来ようとは、この時まで思ってもいませんでしたよ。

脅しなんて言動は人としてどうなのでしょうね。

どう考えても品性に欠けます(;^ω^)

 

けれども、そのときは自分の品格が下がろうが構わなかったんです。

息子を守ることができるなら。

 

結果、顧問の先生は迅速に対応してくださいましたので。


親バカな、ひとりの母親の体験談ですが
何かのヒントになれば幸いです。

 

 

 

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