自分の歴史を生き抜いてきたことに敬意を | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

「こんな自分は嫌だ!」

と思ったことのある人は少なくないと思います。

 

けれども

誰だって、自分以外の何者にもなれません。

 

では、どんな自分ならいいのか?

いろいろと考えて

「こんなふうになりたい!」

と努力することは、大切なことですし

自分を成長させることでもありますね。

 

ただし、あくまでも

自分が「こんなふうになる」のであって

別の人間になることではありません。

 

 

自分の歩いてきた道の先に

道を築いていくのであって

他者の歩いてきた道を持ってきて

自分のこの先に継ぎ足すことはできません。

 

理想があれば

そこへ近づく努力はできますが

他の誰かになることは不可能なのです。

 

 

自分の歴史の中には

欲しかったけれど、得られなかった体験もあるでしょうし

なければよかった体験も、あるでしょう。

 

他の人の歴史とすげ替えたい!

と、どんなに望んでも

それは不可能なのです。

 

この道を歩いてきたのが、唯一無二の自分

なので

自分だけの歴史を、生き抜いてきたことに敬意を払い

この先を紡いでいくしかない。

 

そして、そうしていくことで

「こんな自分もまあまあいいかな」

という道が出来上がっていくのかもしれません。

 

 

 

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