『人は自分で嫌なことを何倍も重くしている。嬉しいことも嫌なこともあたりまえにしちゃいけない』 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

*** *** *** ***


 たぶん人は自分自身で、嫌なことを何倍も重くしているんだ。

 

 嬉しいことも嫌なことも、あたりまえにしちゃいけないな。


  (「ARIA」)


*** *** *** ***

 

その業界では3本の指に入る、晃という女性の台詞です。

晃の指導を受けている、後輩の藍華という女の子が

晃の陰口を聞いてしまい、激怒し大泣きします。

 

そのときの晃の台詞がこれ。

 

***

不思議なもんだよな。

嬉しいことってゆーのは、すぐ慣れて

あたり前になりがちなのに

嫌なことってゆーのは、たった一つ起こっただけでも

ものすごく重く感じてしまう。

たぶん

人は自分自身で嫌なことを何倍も重くしているんだ。

***

 

そして、続けてこう言います。

 

***

わたしは藍華が泣いてくれただけで十分だよ。

嬉しいことも嫌なことも

あたりまえにしちゃいけないな。

***

 

嫌なことで傷つくのはあたりまえだけれど

嫌なことが起こるのは決してあたりまえではない。

 

嬉しいことで喜ぶのはあたりまえだけれど

嬉しいことが起こるのは決してあたりまえじゃない。

 

嫌なことをあたりまえにしてしまうと

「どうせ、わたしは嫌な目に遭うんだ」となって

嫌なことを集めてしまうことになるんじゃないかな。

 

嬉しいことをあたりまえにしてしまうと

特別感がなくなって

「まあ、これくらいあたりまえだし」となって

感謝も喜びも目減りしていくんじゃないかな。

 

嫌なことはその一度で、他の嫌なことと無関係と思えば

捉われにくい。

 

嬉しいことはその一度で、トクベツなことと思えば

大切に感じることができる。

 

そんなことを思ったのでした。

 

 

 

[カウンセリングルーム風舎]のHPはこちら