「にんげんだもの」は、相田みつをさんの有名な書籍ですね。
著書を読んだことのない方でも
この言葉は不安の軽減に使えます。
全く恥をかかない人生はないし
常に前進し続けることなんて不可能だし
人の心は矛盾だらけだし
いつでも成功ばかりなんてありえないものです。
なのに
人は
恥をかくようなことをしてはいけない
とか
後退してはいけない
とか
矛盾があってはならない
とか
失敗してはいけない
と、思ってしまいがちです。
あらまぁ
何を目指してるんですか?
神?仙人?それとも、ロボット?
「〇〇ではいけない」というのは、自分を不自由にします。
それは人間業ではないからです。
それに
「〇〇ではいけない」と、自分に禁止することが
「〇〇である」状態への不安を作り出してしまいます。
そうすると
不安が強いと、動けなくなってしまうこともありますね。
だから、そんなときは
「人間だもの」
と言ってしまえばいいのです。
恥をかくようなこともやらかすよ、人間だもの。
後退することもあるよ、人間だもの。
矛盾だってあるよ、人間だもの。
失敗だってするよ、人間だもの。
そんなふうに思えない!
っていうのなら
思えないこともあるよ、人間だもの
っていうのもありですね。