伝えたいことがあって
言葉を重ねていくのだけれど
気がつくと、よくわからなくなってしまう。
話しているうちに
あれもこれもと話したくなって
広がりすぎて、真意が伝わらない。
どれもこれも大事なことだから
どこで切っていいのかわからなくなる。
話しているうちに、どんどん浮かんできて
収拾がつかなくなる。
知識や経験が増えれば増えるほど、そんなことは起こりがちですよね。
「里香さんの説明は簡潔でわかりやすいですが
どうしたら、簡潔に伝えたいことを話せますか?」
と質問されることが最近続きましたので
ひとつの方法をご紹介します。
まずは、思いつくことを書きだしてみるという方法なんですが
ツールとしてはマインドマップが使いやすいです。
わたしの場合はスケッチブック、カラーペン、色鉛筆を使います。
今は、マインドマップを作成するアプリやツールもあるみたいですが
スケッチブックを使う前提で話を進めますね。
スケッチブックの真ん中に、中心となるテーマを書きます。
イラストを入れたり、色を塗ったりすると楽しいです。
中心となるテーマなので、気持ちを込めて丁寧にね。
そこから枝を伸ばして、思いつくことを書いていきます。
4つ~5つくらい枝を伸ばすといいでしょう。
伸びた枝の先の言葉から、また思いつくことを
枝を伸ばして、、というように
どんどん分岐して伸ばしていきます。
どの枝先につけたらいいかわからないようなものは
小島のように離して書いておいてもいいです。
思いつかなくなったら終了です。
書きあがったら、中心のテーマに意識を戻します。
このテーマを伝えるために、是非とも必要なことだけを拾い上げて
マークします。
ちょっと離れてしまうかな、とか
ここまでのことは話さなくてもテーマは伝わるかな
というものは省いてください。
そして、マークした情報だけを使って話すと
すっきりまとまって、伝わりやすくなります。
わたしは
講座を組み立てたり、講演の構成を考えるとき使いますが
頭の中のゴチャゴチャがすっきり整理されるので
なかなかいいですよ。
を見つけましたので参考にしてください。