『同じ日は来えへんで』 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

*** *** *** ***

 同じ日は来えへんで

 

  (友人の言葉)

*** *** *** ***

 

来えへんで(けえへんで)というのは

標準語でいうと

来ないよってことです。

 

もう随分昔の話です。

 

とても辛い日々を過ごしていたわたしが

床に座り込んで動けなくなっているときに

友人がかけてくれた言葉です。

 

「同じ日は来えへんで」

 

その日抱えていた問題が翌日になくなる

などというミラクルは、当然起こりません。

 

けれども

全く同じ日は訪れないんです。

 

辛いと、ずっと同じ日が続くような気がしてしまいます。

そうして、この先の未来も辛いと決めつけて

余計に辛くなって、今できることすらできなくなってしまう。

 

友人の言葉に、わたしは救われました。

 

そうだ、その通りだ。

うん。

わたしは今手も足も動かせるじゃないか。

息もできるじゃないか。

さあ、掃除をしよう、夕飯の支度をしよう。

今できることがある。

 

それ以来

不安に苛まれたり

心配事が頭の中をぐるぐる駆け巡ったりしたときの

わたしの魔法の言葉になりました。

 

「同じ日は来えへんで」

 

 

 

[カウンセリングルーム風舎]のHPはこちら