*** *** *** ***
外はゴミ箱やないからね
(藤田侑杏恵)
*** *** *** ***
「カウンセリング奈良 温もりを求めて」の侑杏恵さんは
10年来のお付き合いの奈良のカウンセラー仲間です。
先日、SNSで
自分の傷が反応しているときは、物事の本質が見えなくなる
という話を書かれていました。
そうなんです。
人の発言や、ドラマなどの表現が
自分の傷に触れて痛いときは
発言している人の意図、表現者の伝えたいことを
見る余裕はなくなります。
とにかく痛くてたまらないのだから
その反応は、その人の大切な反応なんです。
侑杏恵さんは
「可能なら、反応している自分を見てあげることやと思う」
と言いつつも
「見たくないなら、今は見ないでおいてあげる」ことも大切と言います。
その上で
「見ないでおく代わりに外へぶちまける」ことへ警鐘を鳴らしています。
― 外はゴミ箱やないからね ―
自分が痛いからといって、石を道端に投げてはいけないです。
ましてや、誰かに投げつけてはいけない。
痛いときは痛いと言っていい。
ただ、その痛みを攻撃に変えて外へ投げるのはよろしくない。
とはいえ
傷に無自覚だったりすると
他者への攻撃という言動に出るということがあります。
だからね
もし、ゴミを投げつけられたら受け取らないこと
攻撃がきたら拒否すること
そういったことは
自分にとっても相手にとっても大切なことなんですよね。
※侑杏恵さんとは、先日《奈良カウンセラーふたり会》を開催しました※
↓をクリックしていただけば、聴くことができます。