『キャロル』 監督:トッド・ヘインズ
2人の女性の恋愛映画です。
美しいと称されることが多い作品
物語の中心の2人、キャロルとテレーズには、それぞれの美しさがあり
確かに、そういう側面もあるなぁ
と、作品評を読みつつ思うのですが
それよりも
キャロルの複雑な心模様と彼女の変化に
注目しました。
映画は、キャロルの背景について
説明しすぎずに、細やかに描いていて
その絶妙さが心地いいです。
キャロルの親友の存在も、ポイントが高いです。
テレーズについては
実はあまり印象に残らなくて
彼女の背景も、もう少し描きこまれていたら
さらによかったなぁと思いました。
