以前、編み物に凝っていたことがありました。
綿のレース糸で、円形の敷物を編んでいました。
こんなやつです。
そして、次にモヘアの糸で、マフラーを編みました。
綿は固い糸なので
きつめにカチッと編むと、うまくいきました。
一方、
モヘアは柔らかいので
フワッとゆるく編むと、素材が生きて、いいものができました。
それぞれの糸の特性に合わせて編むといいのです。
宮大工の小川三夫氏が『棟梁』という書籍の中で
「木にはそれぞれ癖があって
その癖を生かすように使わなければ
いいものは建てられない」
という意味のことをおっしゃっていましたが
まさにその通り。
これって
カウンセリングと同じだなぁ。
子育てとも同じ。
誰にでも有効なやり方というのはありません。
自分がこうすればうまくいったからと
他者にも同じことをさせようとするのも違います。
その人の特性に合わせることって、大切だなぁ
と、日々感じるのです。
小川氏の言葉は、以前の記事でも紹介しています↓

