『いのちの車窓から』 星野源
読んだのは5年前ですが
そのときのメモが出てきたので、紹介したくなりました。
星野源さんのエッセイです。
そもそも、このエッセイを読みたくなったのは
彼が「Family Song」という曲について、TVで話しているのを聞いたから。
「家族」を描いた曲は、これまでにもたくさんあったけれど
この曲は全く違う曲で
いわゆる「家族」の描写が全く出てこない。
「さまざまな家族があると思うんですよ。
お父さんがいてお母さんがいて子どもたちがいて、、だけじゃなく
たとえば、男性同士のふうふ、家族だってあるでしょうし。」
その後「Family Song」が
しばらくわたしの中でリフレインしました。
そして、星野源という人はどんな人なんだろう?
って思ったんです。
*** 本書から抜粋 ***
そもそもどんな人間も一人であり
だからこそ人は手を取り、コミュニケーションを交わすのだ。
いつだって、世界を彩るのは、個人の趣味と好きという気持ちだ。
それが正常、人間こうあるべきと言うつもりはない。
自分の性格や環境上、その状態が一番生きることを
楽しく感じられるというだけだ。
正解は世界中、生きる人の数だけあるのだと思う。
*** *** ***
ひとりひとりの正解を尊重することが
あたりまえに身についている人なんだなぁ
と思いました。
