3日前の記事で予告していた
「How to」を使いこなすということについて
わたしが考えたことを書きます。
世の中「How to」が溢れています。
本でもネット情報でも講座でも
「~のやり方」
「こうすれば、うまくいく」
「簡単にできる~法」
「お悩み解決〇〇術」
など、目にすることは少なくありません。
SNSで広告が流れてくることもあります。
困っているときには
こういった「How to」は重宝しますから
わたしも、先日のPCトラブルを解決するために
いろいろと検索したわけです。
なかなかうまくいかず四苦八苦する中
ふと思ったんです。
「How to」を使いこなすというのは
難しい側面があるのではないかなと。
「How to」というのは手軽に使えます。
けれど、それを使いこなすためには
「How to」の背景を理解し、感覚をつかむ必要があるのではないか?
「How to」を学んで、そのとおりに使ってみたとき
たとえうまくいったとしても
何が起こってうまくいったかわからないと
応用ができません。
うまくいかなかったときは
「How to」の通りにやったのに。。
と、ちょっと騙されたような気さえします。
「How to」の背景
すなわち
そこに至った経緯や、そこにこめられたものを理解して初めて
「ふんふん。この場合には有効だな」
と、わかる。
そして
有効に使えてこそ
「ああ、そうか。この感覚なのね」
と、感覚をつかむことができる。
「How to」を使うのはお手軽でいいし
それが便利なときもあるけれど
それを使いこなそうとするならば
その背景を理解することが必要だと思うのです。
そして、感覚をつかむためには
今の自分ができることから、丁寧に積み重ねていくこと。
実は、こういったことは
心理学の知識や、心理療法に関して
わたしが実感してきたことなんですよね。