伝わらないのは、感覚目盛の違いかもしれない。 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

自分の感じていることを

一所懸命説明するのだけれど

なかなか伝わらないときってありますね。

 

それは、もしかしたら

感覚目盛が違い過ぎるのかもしれません。

 

1センチ単位の目盛で測っている人は

「4センチ7ミリ」ということがわからず

「5センチ」と捉えてしまったりするということ。

 

「4センチ7ミリ」を伝えたい人は

「わかったわ、5センチよね?」と言われると

伝わらなかったと感じます。

 

色で考えてみましょう。

 

自分が感じている感覚が

「赤だけじゃなくてピンクが混じっていて、ちょっと黄色や青も入ってるかな」

というものだったとして

 

それを一所懸命伝えたけれど

 

相手はが

「赤よね!」と断定してしまったり

断定しないまでも

「赤なの?青なの?どっち?」と少ない選択肢を提示してきたりする。

 

これは

相手がわかろうとしていない、努力していない

ということではなくて

感覚目盛が違うということかもしれません。

 

色をおおざっぱにしか認識できないんですね。

 

伝える自分の表現力の問題でも

受けとる相手の受信力の問題でもなく

相手が自分をないがしろにしているわけでもない。

 

伝わらないというのは

もやもやしたり、イラッとしたり、悲しかったりするものだけれど

 

「感覚目盛の違い」に気づくと

相手にも自分にも優しい気持ちになれて

もやもややイライラや悲しい気持ちが、少し軽減するかもしれません。

 

 

 

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