握りしめた手を弛めてみると | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

うまくいかなくなった関係

壊れてしまった関係

 

なんとか修復しようとジタバタすることも

大切なことですけれど

 

相手にその気がないとか

自分がわだかまりを持っているとか

どうにもこうにも繋がれない場合

 

諦めることもいいのではないかな。

諦めることで、わかることもあるのではないかな。

 

諦めるというのは、無理に忘れようとするということではなくて

言ってみれば、必死で握りしめていた手を弛めてみるということ。

 

必死で握りしめていた手を弛めてみると

そこには何が残っているでしょう。

 

本当に大切なものは、弛めた手の中にも残ります。

 

その残ったものを大切にしていると

また、繋がる関係性もあるでしょう。

 

実際には、もう二度と繋がらないままだとしても

相手と関わっていた時間が

その手の中にじんわりと残るならば

それはそれで、いいんですよね。

 

その手の中には、傷が残っているかもしれません。

もしそうなら、手当てをすればいいのです。

握りしめたままでは、手当てもできません。

 

手当てを終えた手の中に

優しいものが残っているといいですね。

 

手当てを終えたら空っぽになったなら

今度は、優しいものをそこに置いてあげるのもいいですよね。

 

握りしめた手を弛めてみると

そこに何を見つけるでしょうか。

 

 

 

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