うまくいかなくなった関係
壊れてしまった関係
なんとか修復しようとジタバタすることも
大切なことですけれど
相手にその気がないとか
自分がわだかまりを持っているとか
どうにもこうにも繋がれない場合
諦めることもいいのではないかな。
諦めることで、わかることもあるのではないかな。
諦めるというのは、無理に忘れようとするということではなくて
言ってみれば、必死で握りしめていた手を弛めてみるということ。
必死で握りしめていた手を弛めてみると
そこには何が残っているでしょう。
本当に大切なものは、弛めた手の中にも残ります。
その残ったものを大切にしていると
また、繋がる関係性もあるでしょう。
実際には、もう二度と繋がらないままだとしても
相手と関わっていた時間が
その手の中にじんわりと残るならば
それはそれで、いいんですよね。
その手の中には、傷が残っているかもしれません。
もしそうなら、手当てをすればいいのです。
握りしめたままでは、手当てもできません。
手当てを終えた手の中に
優しいものが残っているといいですね。
手当てを終えたら空っぽになったなら
今度は、優しいものをそこに置いてあげるのもいいですよね。
握りしめた手を弛めてみると
そこに何を見つけるでしょうか。