継続でいらしていたクライエントが
今日で終了というときに
何度か言われたことがあります。
「この人、大丈夫か?って心配になったんですよ~」
とか
「この人は、絶対おかしい!って思ってました」
とか。
その「大丈夫か?」とか「絶対おかしい!」っていう瞬間は
ものすごく印象に残っているそうです。
「いや、、普通この話にそんな反応しないだろう、、」
「誰に話しても起こるリアクションとかけ離れすぎてる!」
という発言を、わたしがしたというのです。
そして、その後何週間も何か月もたってから
自分に作用していることに気づくのだそうです。
自分が愛しくなる、じんわりとした作用だといいます。
「先生は(その作用を)わかっていて言ったんですよね?」
と言われることもありますが
いやいやいや、、それはないです。
そのときの話をお聞きしてみると
「確かに、わたしそんなこと言いましたよね」
という内容なのですが
何の意図もせず、思ったことを言っただけだったりするのです。
それどころか
「大丈夫か?」と心配されたことや
「絶対おかしい!」と思われたことに
その当時、気づいてすらいませんでした。
すごいなぁ。。
わたしはただ思ったことを口にしただけなのに
「大丈夫か?」とか「絶対おかしい!」って、引っかかりを感じる、感受性
その引っかかりを反芻し腑に落としていく力
クライエントの感受性や力が
自分が愛しくなる、じんわりとした作用を引き起こしているんです。
やっぱり、人には力があります(*^-^*)