今日の奈良は大雨でした。
「これだけ降ると気持ちいいなぁ。。」
声に出して言ってみると
本当に気持ちがよくて嬉しくなりました。
そして
イケメン1号が幼稚園のときのことを思い出したので
今日は、わたしの思い出話です。
当時3階建て全18戸の、こじんまりとしたマンションに住んでいましたが
子どものいる家が多く、20人くらい子どもがいたこともありました。
幼稚園の子が上だと、赤ちゃんのいる家もあって
雨の日の送り迎えは、なかなか大変です。
そんなときは助け合い。
イケメン1号が年長のとき、2号と3号を預かってもらい
近所の幼稚園児をみんな連れての登園。
4~5人連れて、大雨の中を歩きます。
小さな子にとって、激しい雨の中傘をさして歩くのは大変で
半べそをかく子もいました。
そんなときはクイズをします。
「すごい雨だねぇ。雨が降ると喜ぶ生きものがいます、だれでしょう?」
「カタツムリさん!」
「カエルさん!」
子どもたちの顔が輝きます。
「カタツムリさん、よかったねぇ」
「カエルさん、元気になったかな」
そんな話をしているうちに園に到着。
こんなふうに書くと
余裕のあるお母さん像が浮かびますが
当時は、実は必死でした、余裕なんてカケラもありませんでした。
預かってきた子を無事に園まで送り届けるための、苦肉の策
泣き出しちゃって動けなくなる子が続出したら大変です。
傘をさしていては、一人しか抱っこできませんからね。
その子たちも、今は皆アラサー
大雨の登園の度にしていたクイズのことは
おそらく覚えてはいないでしょう。
でも、わたしにとっては大切な思い出で
当時の自分の未熟ささえも愛しい感じがするのです。
過去の未熟さを愛しいと思えるのは
幸せなことですね。
当時、大雨の中半べそかいた子たちに感謝です。