大雨の日の思い出 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

今日の奈良は大雨でした。

 

「これだけ降ると気持ちいいなぁ。。」

声に出して言ってみると

本当に気持ちがよくて嬉しくなりました。

 

そして

イケメン1号が幼稚園のときのことを思い出したので

今日は、わたしの思い出話です。

 

当時3階建て全18戸の、こじんまりとしたマンションに住んでいましたが

子どものいる家が多く、20人くらい子どもがいたこともありました。

幼稚園の子が上だと、赤ちゃんのいる家もあって

雨の日の送り迎えは、なかなか大変です。

 

そんなときは助け合い。

 

イケメン1号が年長のとき、2号と3号を預かってもらい

近所の幼稚園児をみんな連れての登園。

4~5人連れて、大雨の中を歩きます。

小さな子にとって、激しい雨の中傘をさして歩くのは大変で

半べそをかく子もいました。

 

そんなときはクイズをします。

「すごい雨だねぇ。雨が降ると喜ぶ生きものがいます、だれでしょう?」

 

「カタツムリさん!」

「カエルさん!」

 

子どもたちの顔が輝きます。

 

「カタツムリさん、よかったねぇ」

「カエルさん、元気になったかな」

 

そんな話をしているうちに園に到着。

 

こんなふうに書くと

余裕のあるお母さん像が浮かびますが

当時は、実は必死でした、余裕なんてカケラもありませんでした。

 

預かってきた子を無事に園まで送り届けるための、苦肉の策

 

泣き出しちゃって動けなくなる子が続出したら大変です。

傘をさしていては、一人しか抱っこできませんからね。

 

その子たちも、今は皆アラサー

大雨の登園の度にしていたクイズのことは

おそらく覚えてはいないでしょう。

 

でも、わたしにとっては大切な思い出で

当時の自分の未熟ささえも愛しい感じがするのです。

 

過去の未熟さを愛しいと思えるのは

幸せなことですね。

 

当時、大雨の中半べそかいた子たちに感謝です。

 

 

 

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